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ディスクブレーキロードバイク、デビューまで待ったなし!

7月1日からUCI(国際自転車競技連合)のルールが適用されるロードレースにおいて、ディスクブレーキ仕様の自転車が全面解禁になりました。雑誌やカタログでも、ディスクブレーキロードバイクの割合はどんどん高まってきており、ディスクブレーキ無しではロードバイクを語ることが出来なくなってきました。次に買うロードバイクはディスクブレーキかなぁ?という方も多いと思います。一方で、慣れ親しんだキャリパーブレーキとは違う、という事に不安や抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。ディスクブレーキロードバイクに乗り始めるにあたって、以前のロードバイクと異なる点を少しずつ紹介していきたいと思います。

ディスクブレーキで輪行をするには?

ローバイクに限らず、輪行で愛車を運んで各地でサイクリングを楽しんでいる方は増える一方です。今回はディスクブレーキへの疑問の一つ、輪行について、ディスクブレーキ仕様のロードバイクで輪行ツーリングに出かけた際の様子を交えて、詳しくご案内したいと思います。

今回のスタートは敦賀駅。大阪駅から電車を使って、一気に北陸までワープしました。

使用した輪行袋は、青空輪行講座でも使用しているOSTRICH(オーストリッチ)のSL-100ですが、中身はディスクブレーキ仕様のグラベルロードです。

敦賀駅で組み立てを行います。収納した姿はキャリパーブレーキと変わらないように見えますが…。

キャリパーブレーキと異なって気を付けるポイントは二つです。

ブレーキパッドが戻らなくなりますよ!

油圧ブレーキが採用された自転車の場合、車輪を外したら絶対にブレーキレバーを握ってはいけません。ブレーキローターが無い状態でレバーを握ると、パッドが元の位置に戻らなくなって、ホイールを取り付ける事も出来なくなってしまいます。車輪を外した際には、スペーサーを必ず挟むようにします。

スペーサーの形はブレーキ本体の規格にあったものを用意しましょう。

ブレーキローターは清潔に!

ブレーキローターを掴む事で制動するディスクブレーキですが、パッドが当たる面に汚れがあると、制動力が落ちてしまうどころか、油汚れがパッドにまで移ってしまうと、パッドを交換しなくてはいけません。自転車にはギアやチェーンなど油で汚れたパーツがたくさんあります。それらと直接はもちろん、汚れた手で触るのもNGです。今回の輪行の際には、OSTRICHのスプロケットカバーでローターを覆い隠しました。

160㎜のローターにはMTB用のカバーがぴったりでした。

対応するエンド金具は?

今回のような縦型輪行の場合は、リアエンド金具が必須ですが、ディスクブレーキの自転車の規格は何種類もあり、購入する前に必ず確認する必要があります。

今回はTIOGA(タイオガ)のリア エンド ホルダーⅡを使用しています。(金具ではなくてプラスチック製ですが…。)ディスクブレーキロードバイクの規格として主流になりつつある142㎜×12㎜のスルーアクスルはもちろん、クイックリリースにも対応し、エンド幅は130㎜、135㎜、142㎜、148㎜とアダプターを組み換える事で抜群のユーティリティーを誇ります。

チェーンを引っ掛けるローラーまで付属しているところが便利です。

 

以上のように、いくつか気を付ける点はあるものの、通常の輪行が出来る方でしたら、ディスクブレーキロードバイクでも同じように輪行とサイクリングを楽しむ事ができます。ベックオンでは輪行講座も開催しています。8月の青空輪行講座は25日(土)に実施します。お申し込みはこちらから→青空輪行講座申込フォーム

まずは輪行の方法を一から体験してみたいという方から、いきなりディスクブレーキの自転車を買ってしまったんだけど…という方まで、ご参加お待ちしております○´∀`)つ

で、肝心のライドの方は天気は良かったものの、大阪よりは涼し気な北陸の気候のおかげで、海鮮を楽しみつつ無事に帰宅する事ができました。

輪行以外でも気を付けたい状況はたくさんあります、ディスクブレーキの使用感も含めて引き続きレポートしますので、ご期待ください。

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