弾丸ツーリング750km(^◇^)
200km、300kmのブルベを完走したスタッフ野村が、先日広島で行われた400kmのブルベに参加してきました。
今回はスタート地点である広島の高宮町までの移動も楽しもうと計画!
フェリー移動としまなみ海道を組み合わせたツーリング旅になりました。
大阪-愛媛の移動はオレンジフェリーでの船中泊で時間と旅費の節約。
月曜日のベックオン閉店後に南港へ移動し、火水木とサイクリングを楽しんで、金曜日はいつも通り出勤という、弾丸ツアーです。
地図にルートを落とし込むとこんな具合になります。
今回走行したのが赤い線になっているところ。往復しているところもあります。こうやってあらためて地図に落とし込んでみると750kmってすごい距離だなと実感します。
1日目はフェリー乗り場からブルベのスタート地点高宮町まで200kmの移動日。

早朝に愛媛に到着!
2日目は400kmのブルベがスタート、大山(だいせん)や蒜山(ひるぜん)高原など中国山地を堪能して、翌日の午前中にゴール。
3日目は高宮から再びフェリー乗り場まで、体力と時間を考慮して休憩と寄り道をしながらの移動。
こんな計画を実行してきました!
まずは初日。しまなみ海道を経由した移動です。今回のしまなみはあくまで通過点。気になるスポットに後ろ髪を引かれながら尾道へ向けてひた走ります。とはいうものの、定番スポットのサイクリストの聖地は押さえておきたいところ。
ここで出会ったサイクリストが、なんとオレンジフェリーの機関士さんという偶然!
勤務の際には広島から東予港まで自転車で向かうそうです( ゚Д゚)。
当日はギラつくような陽射しは無かったものの、夏の到来を思わせるような暑さでした。
生口島に到着する頃には、「今日は絶好のジェラート日和だな」などと考えながらドルチェまでの道を急ぎます。
すると、昨年訪れた時には無かった甘味処が!こちらのお店は今年の4月にオープンしたばかり。
サイクリングラックが設けられているのはもちろん、店内にはイートインスペースと無料サービスのコーヒーが用意されています。新しい休憩スポットとして押さえておきたいですね。店頭でお土産の発送手続きもできるので、サイクリング中に気軽に立ち寄るのにおススメです。
甘いものには目が無いので、クッキーシューを2つという予定外の糖分補給のあと、
立て続けに瀬戸田のドルチェでジェラートも食べてしまいました。
生口島での休憩の後はしまなみ海道に別れを告げて、中国山地に分け入り宿泊先である温泉宿を目指して走りました。
温泉で疲れを癒し、目が覚めると2日目はいよいよブルベのスタートです。
高宮を出発して、松江まで中国山地をぐるっと周遊するコース。200km前後で訪れる大山へのヒルクライム、蒜山高原が最大の難所です。ゴールは翌日の午前中の予定。夜には東予港を出航するフェリーに間に合うように、150kmを移動する予定です。
今回のブルベは平日開催ということもあり、参加者は8名と非常に少なかったです。スタート直後から一人旅の始まり。とはいうものの、PC(仏:Point de Controleの略、チェックポイントの事)で一緒に休憩したり、アップダウンで追い抜いたり抜かされたりで、2~3人の参加者と同じくらいのペースで進行していきます。PCではお互いの作戦や計画など情報交換や、自転車談義に花が咲きます。タイムを気にしつつも、競い合う競技ではない、ブルベならではの良い所ですね。
150kmを過ぎた地点で、いよいよそびえたつ大山が姿をあらわしました。蒜山高原を抜けるまでは終始霧に包まれた幻想的な景色の中を走りました。今でもあれは夢の中だったのでは、と思うようなすばらしい景色でした。ぜひブルベ以外でもリピートしたいコースですね。
蒜山高原を下ると日が暮れて、ナイトライドの始まりです。PC3でのフェイスブックへの投稿は晩御飯を食べながらの投稿でした。
ブルべも400km以上になると、ゴールするまでに仮眠をとる方が多くなります。
私も日中に十分時間の余裕(貯金)を作ることができたので、安全を考慮して無理せずに仮眠をとる場所を探しながらのルートをシュミレーションしました。
午前0時を過ぎた頃には眠気がいよいよ抑えられなくなり、道の駅で休憩をすることにしました。ベンチで横になった途端に気がついたら2時間が経過していました。時間にはまだまだ余裕がありましたが、貯金を使い果たすとゴールまでの道のりが心配なので、すぐにスタート。
ゴールまで100kmを切りもう一息というところですが、細かいアップダウンを繰り返し、なかなかペースが上がりません。たんたんとペダルを踏み、朝日を背中に受けて7時すぎにゴールにたどり着きました。
AJ広島のブルベは主催者も一緒に認定を目指して走る、というスタイルなので特にゴールのお迎えなどはありません。
証明写真を送付して、カードをポストに投函したら終了です。ほっと一息ついている暇もないので、さっそく寄り道の計画を立てながら愛媛へ向かって出発。
往路と同じルートでは面白くないので、アップダウンのあるダムサイトを回って、忠海港を目指しました。
帰りのしまなみ海道は忠海からのフェリーで大三島までショートカット。
このペースなら、うさぎ島として知られている大久野島への上陸が叶う!はずでしたが、夕方から雨が降る予報だったので、泣く泣く今回はキャンセル。今治まで戻ってくると、今回のツーリングもいよいよ終わり。幾ばくかの寂しさを感じながらフェリーへ乗船。疲れていないという訳ではないのですが、それ以上に見たことの無い景色、初めて走るルートに新鮮な気持ちでサイクリングを楽しむ事ができました。
ロードバイクでお手軽ツーリングをしたい!という方は是非ベックオンにてお問合せください。
景色や食べ物を楽しむお手軽コースから超長距離ライドまで色々なメニューを用意してお待ちしております。