ロングライドに挑戦する方に!
夏の暑さも何処へやら、グルメに紅葉にロングライドに最適のシーズンになってきました。
今回はスタッフ野村の休日のライドをもとに、ロングライドを楽しむためのコツをお伝えしたいと思います。
この日は大阪市内の自宅を出発して、輪行で橋本駅まで移動しました。
当日の天気は雨のち曇り、雨雲の様子を見ていると今回のルートでは雨に降られる事は無いと踏んで決行。
前日の準備は入念に
スタートする前に、走行する地域の天気予報のチェックは欠かせません。降水量だけでなく気温も把握して、当日の服装や装備を整える必要があります。広範囲を移動する場合は、複数の地域の情報を通過時間や標高なども加味して、無事に完走するための装備を検討する必要があります。
今回のルートは高野辻(標高1,000m)へのヒルクライムと十津川村の川巡りが目的です。
事前にルートを決める際のコツは、目的(絶景ポイントやグルメスポットなど)を明確にする事です。
行ってみたい場所が決まったら、ルートラボなどのルート作成サービスを利用して、車の少なそうな道で結べば自分だけのサイクリングコースの完成です。
食事休憩の場所やコンビニや商店などの補給ポイントと通過時間を把握しておく事を忘れずに。(営業時間をチェックしてお店が開いている時間に通過できるようにしましょう)
今回のルートはコチラのとおりでした。150km弱の走行で駅前を除けば信号は僅か2箇所のみ。自然の中でのサイクリングは最高です。
ロングライド向けの装備を
橋本駅を出発する時点では予報通りの霧のような雨が降っていましたが、ほどなく山の中に入って気がつくと、雨はやんでいました。
こういったシチュエーションではパンクのリスクが高まること、路面の水や泥の跳ね上げが気になります。
ロングライドや自宅から離れた場所でライドする場合には、耐久性や頑丈さを意識した装備にしておくのが私のスタイル。
特に初めて走る道では、どんな障害物が転がっているか分かりませんので、用心するに越したことはありません。
今回のタイヤは耐パンク性能には定評のある、コンチネンタルのグランプリ4シーズンの25Cをチョイス。
後輪にはさりげなく泥よけも装着。
また、郊外に出ると不意にトンネルが現れるので、日中でけのライドでも前後ライトは必須です。
計画は余裕をもって
道中で思わぬ名所や景勝に出くわしたりすると、写真撮影タイムが長引くこともしばしば。
お昼休憩でちょっと一息のつもりが、落ち着いた休憩になってしまうこともあります。
帰りの電車や日没などを気にしながら慌てると事故のもと。ライド中は常に体力も時間も余裕をもって行動します。
特に輪行で移動する場合には、他の乗客の迷惑にならないように、ラッシュ時などを避けて乗車したいところです。
余談ですが、ヘルメットを無造作に輪行袋の中に放り込む方がいます。これは絶対にしてはいけません。
「ヘルメットの破損の原因になります」と、ヘルメットメーカーの方から指摘を受けました。
万が一の際には命を守ってくれるアイテムですから、大事に扱いましょう。
以上ロングライドを楽しんでいる方なら「あたりまえ」かもしれませんが、ロングライドに慣れていない方からすると「あ、そうか」ということもあったと思います。
是非私の事例を参考にしつつ安全で楽しい秋のロングライドを楽しんでください。
困った事や不安な事があれば、是非ベックオンにてスタッフにご相談ください。