やっぱりかっこいい!男前なデローザがやってきた!
Ugo De Rosa & Figli( ウーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ)社はイタリアの名門ロードバイクメーカー。通称、デローザ。
創業者のウーゴ・デローザ(Ugo De Rosa、1934年1月27日 – )は、12歳のときから自転車フレーム製作の修業を始め、ビルダーとして退いた現在も工房に顔を出して製作行程を見回っているそうです。
70歳を越えて今もなお失われないその自転車への情熱こそが『デローザ』の魅力を作り上げていると言っても過言でありません。
DE ROSAの歴史を知る人からは、男臭い堅実なバイクのイメージだと思いますが、近年はロゴのハートマークから女性の人気も高くなっています。
そんなデローザから、ベックオンに2台展示車がやってきています。
DE ROSA PROTOS(デローザ・プロトス)
DE ROSAが金属素材のレーシングフレームを通して培った知識と技術、そして経験を基に、カーボン素材で作り上げた最新のレース機材、それがPROTOSです。
プロフェッショナルライダーのために開発されたPROTOSは、DE ROSAが60年に渡って蓄積したフレーム作りのノウハウと、エンジニアリングデザインが融合された結晶です。
ハイパフォーマンスであることはもちろん、唯一無二の圧倒的な存在感を放つ、他に類を見ないフレームであり、金属を熟知したDE ROSAだからこそ生み出すことができたハイエンドのフレームです。
PROTOSを構成するカーボンファイバーは50%のT800、40%のT1000、そして10%のXN60。レース機材として必要以上に硬くなく、軽さだけの追求を是としないフレームが持つロジックは、瞬く間に「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ」のダミアーノ・クネゴ選手を虜にしました。
完成車の販売はありませんが、この車体にはCampagnolo Super Record(カンパニョーロ スーパーレコード)がアッセンブル。ついている部品もDE ROSAオリジナルでかっこいい!!
また、「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ」に今年移籍した、2015全日本チャンピオン窪木一茂選手もこのこのPROTOSに乗ってるんですよ!
DE ROSA SK(デローザ・エスケイ)
イタリアが持つ文化的側面には、万物に潜む本質的な美しさを的確に見極める審美性が挙げられます。
併せ持つ創造性と想像力は、美術や音楽などの芸術的な文化や成熟した食文化を生み、そして世界中の人々を魅了して止まない工業製品を生み出しています。
DE ROSAとPininfarina。ともに母国イタリアの遺伝子をビジネスの基軸としながらも、次世代に向けて柔軟な変化を続けるイタリアのものづくりを象徴するブランドです。
両者が手を結んだプロジェクトの第一弾、それがSK by Pininfarinaです。
DE ROSAのテクノロジー、そしてエレガントなPininfarinaのデザインが融合して誕生したSKは、カーボンの素材とエアロダイナミクスの追求により、レース機材として必要な要素を最適なパフォーマンスで実現した理想のフレームです。
Inner Mold Tooling製法で成型されたSKは、Pininfarinaの風洞実験を経て、SUPERKINGよりも15%の軽量化に成功。
ヘッド周りやBBをはじめとした要所の剛性が上がり、耐久性も向上しています。また、SKのフレーム構造と抜群の相性を持つダイレクトマウントブレーキが、理想のスピードコントロールを実現。電子/電動式コンポーネントに対応したフレームで、シートチューブにCampagnolo V2, シートポストにSHIMANO Di2(BTR2)を内蔵可能としています。
こちらも、完成車の販売はありません。
この2台のバイクが、ベックオンに到着しています。
2月の半ばころまでの展示となる予定です。是非DEROSAのハイエンドバイク、実物をご覧ください。
デローザらしい気品のあるたたずまいとレース機材のインパクトが同居するとってもかっこいい唯一無二のバイクですよ!