Wilier フラットバーロードAsolo(アゾロ)
1906年創業のWilier(ウィリエール)。イタリアの競技用自転車メーカーで、正式な名称はウィリエール・トリエスティーナ(Wilier Triestina)といいます。
ベネチア郊外のモンテ・グラッパの麓、ブレンタ川沿いの町バッサーノ・デル・グラッパにある工場で自転車の製造を開始。1945年秋にはウィリエール・トリエスティーナというブランド名に改称しシンボルマークとして、ハルベルト(鉾槍)のマークを採用しました。
1948年にはフィオレンツォ・マーニがジロ・デ・イタリアを制覇したことで名を覇せ、1949年と1950年にはツール・ド・フランスでも大活躍しました。
最盛期には300人の社員を保有し、1日200台の自転車を製造していたといいますが、世界大戦の影響とスクーターの発達により経営が圧迫され、1952年にその生産を終了してしまうのです。
1969年、リノ・ガスタルデッロ(Lino Gastaldello)とその息子がWilierの商標を取得。自転車の製造を再開し現在に至ります。
100年以上の歴史を持つイタリアンブランドで、レースシーンからデイリーまで幅広いラインナップする「wilier」。イタリアらしいデザインと独自の機能を盛り込んだフレームワークが特徴です。
Wilier Asolo(ウィリエール アゾロ)
先日に引き続きイタリアンブランドウィリエール・トリエスティーナ社のバイクをご紹介。今日はフラットバーロード。
Wilierのバイクは地名を冠したものが多いのですが、このAsoloもイタリア共和国ヴェネト州トレヴィーゾ県にある小さな村の名前です。
こちら、フラットバー仕様のアルミロードバイク。フレーム素材に強度の高い7000系のアルミ合金を採用。メインコンポにはエントリーロードに繁用されているシマノの8速「Claris(クラリス)」をフル装備。またハンドル幅はMTB系よりも短めでロードバイクに乗られている方でも馴染みやすい560mmを採用しています。
さらに、フラットバーロードの「アゾロ」は、後々ドロップハンドルとSTIレバー(ロード用シフトレバー付ブレーキレバー)に交換する事で、ロードバイクにモディファイが可能です。
これからスポーツバイクを始められる方の最初の1台としても、また、ロードバイク乗りの方の普段乗り用のセカンドバイクとしてもオススメです。
通勤で一般車(ママチャリ)やMTBを使っている方で、道のりをもう少し楽に速くしたいという希望を叶えてくれる一台。
またロードバイクに乗っているけど、通勤で使うには気を遣うなあという方にもおすすめです。
もちろん、週末のサイクリングもこれなら楽しく走れますよ。