エアロロードのパイオニアFELT ARが超絶アップグレード!
つい先日発表になったFELTの新型AR。
今回で第3世代となります。
先日AR発表の展示会があり、スタッフが新型のARをじっくりと見てきました。
2008年のツールドフランスにおいて初代ARシリーズがセンセーショナルにデビュー。
タイムトライアルバイクのエアロダイナミクスを取り入れた始めての本格的エアロロード登場に会場はざわめき注目を集めました。
新しいARは、蓄積した研究成果と最新技術を駆使することで前のモデルから+9%という驚異のエアロダイナミクスを実現。
加えてロードバイクとして不可欠な剛性、快適性、セッティングという性能は完成の域に到達。
新しいARは、他の何をも犠牲にせず+9%のエアロダイナミクスによる「フリースピード」をライダーに提供します。
セミインテグレーテッド・コックピット
ケーブルのフル内装システムは最新のエアロロードに不可欠です。新型ARのフロントビューにもケーブルは存在しません。(Di2モデルの場合)
でもそのせいで、ハンドルセッティングをないがしろにするのはナンセンス。
ARの「セミインテグレーテッド」システムはステム下からケーブルを内蔵します。
つまりすべての31.8mmハンドルが使用可能。角度調整に制限もありません。
最大40mmの専用スペーサーにより高さも自由です。(※ワイヤー式変速機を利用の場合、ハンドル下からダウンチューブサイドへケーブルを取り回します)
新型ARの専用ステムはケーブルを切断することなくステムを脱着することができるので、一般的なバイクと同じようにものの数分でステム交換が可能。
さらに輪行においてもステムを外すことでコンパクトなパッキングを実現します。
ステアリングは90°曲がりませんがライドでの操作には支障はありません。
シートピラーはすごくしなるので、大きな衝撃を吸収してくれます。
シートレールクランプは反転することで0mmと20mmを選択できるため、サドルセッティングにも不安はありません。
、
昨今ホイールのワイド化の流れによって、タイヤもワイド化の流れが著しいです。
新型ARもその流れにのっとり最大30mm幅のタイヤに対応します。
機材と環境に合わせてその時の最速の選択をすることが可能となります。
新型ARのフロントフォークエンドとリアエンドには一切の段差がありません。さらにスルーアクスルはフレームと面一になる専用品を開発。