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MICHELIN VS VITTORIA ミシュランVSヴィットリア

今日はタイヤのインプレッションをお届けします。

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「MICHELIN POWER(ミシュラン パワー)」 4,000km使用した結果。(スタッフ野村)

5月末より日常のトレーニングから休日のロングライドまで、ミシュランから新しく発売された「パワー」を使用してきました。
以前のレポートのとおり走りの軽さは群を抜いています。レーシーな走り方をするライダーの要求を満たすだけでなく、ロングライドにおいても軽快な走行感が味わえるというのは、ストレス軽減につながりアドバンテージを得る事ができたと思います。
乗り心地については、しっとりとした走行感は無くなりましたが、最低限のレベルはクリアしており、先月の600kmのブルベにおいても不快に感じる事はありませんでした。
また、懸念していたウェット時の性能ですが、幸いブルベにおける長時間の雨天走行においても、過度に神経質になることなくクリアする事ができました
前回と同じ内容になりますが、プロ4と比較してパワーは、路面とタイヤとのコンタクトに対する考え方が変わったのではないかと考えられます
タイヤの変形に頼ることなく、トレッド面の素材の工夫によって必要十分なグリップが確保されたため、ウェットでも違和感の無い走行感が確保できたのではないかと感じました。

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また、非常に頑強になったサイド部分については、ダウンヒル中のスピードコントロールとコーナリングの安定感を演出してくれています。デュラエースのキャリパーブレーキとアルミリムの組み合わせは、ディスクブレーキに勝るとも劣らない強力なストッピングパワーを生み出します。その状況下でも、タイヤが不要な変形をしないことにより、自分の思い通りのスピード、狙ったラインでコーナーをクリアーできるという走り方が可能です。
ウェットという最大の弱点を克服したミシュランの「パワーコンペティション」今まで「PRO4(プロ4)」を愛用してきた方もミシュランは未経験という方も試してみる価値のある新モデルです。

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グラベル(砂利道)やかなり荒れた路面をたくさん走行したため、こんな感じの穴が開いてしまいました。

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でも、摩耗具合は大したことはなくまだまだいけそうです。タイヤの交換時期を判断するためのインジケータがはっきりとわかります。(この穴の輪郭が分からなくなってきたら、タイヤの交換時期です)
今回2,000kmでタイヤに穴が開いてしまったのですが、舗装路で普通に走行していたら3-4,000km以上は走行可能だったのかなと思います。

さて、同時期にビットリア、ミシュランという注目を浴びる新モデルを使用する事ができたので、それぞれの印象を比較しつつ、まとめたいと思います。

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まず、いずれのメーカーも従来のモデルから引き継いだ「このメーカーらしいタイヤだな」という部分は引継ぎつつも、その性能は大幅に向上しており、ニューモデルにかける意気込みを感じさせます。
まずはミシュランの「パワー コンペティション」については、何よりもこの軽快感と安定した走行感のバランスが絶妙。そして新型コンパウンドによる確実なグリップ力と死角が見当たりません。
耐摩耗性については、かなりの高さを予想させますが、今回の4,000kmの中では未舗装路のライドも含めて走行しましたが、トレッドへのキズやカットで大きくキズが入っております。(先の写真のとおりです)
ミシュラン パワーについては、『コンペティション』『エンデュランス』『オールシーズン』と3タイプの性格の異なるタイヤを選ぶことができます。私の様な用途ではエンデュランスを選択すべきだと思います。クリンチャータイヤですから、使用状況に合わせてタイヤを容易に交換する事が可能です。クリンチャータイヤで至高の性能を突き詰める、ミシュランならではの回答であると思います。

MICHELIN POWER COMPETITION
(ミシュラン パワー コンペティション)
軽快感 5
グリップ 4
乗り心地 3
耐久性 3

ビットリア「コルサ」については、以前の使用感で述べたとおり圧倒的なグリップ力が魅力です。このお陰で走り方が変わってしまう、と言えるほどに従来のビットリア、他メーカーのタイヤとは明確な違いが感じ取れます。ミシュランもビットリアもそれぞれの、未舗装路も含むサイクリングを行いましが、ビットリア「コルサ」は、トレッドに傷がつくことがあっても、細長く切れるような事はなく、5,000kmというメーカーが目安としている寿命を全うすることができました。(現在も前後をローテーションして6,000kmを越えて使用中です!)

VITTORIA CORSA (ヴィットリア コルサ)
軽快感 2
グリップ 5
乗り心地 4
耐久性 4

各メーカーから新型タイヤの発表が相次いでいます。いずれも新しい素材や技術の導入でブラッシュアップされています。どのメーカーが最強!という事ではなく、モデルやメーカー毎に性格や得意分野があります
走り方や走る場所に合ったタイヤを選ぶ事が大事です。
自分の好みにマッチしたタイヤを見つけてください。どのタイヤにするか迷ったら、店頭にてスタッフにご相談ください。

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