BEKCONのシューズフィッティングはすごい!!
SHIMANO SH-R321
日本人にはこれだろ!というぐらい日本人の足形に合いやすいSHIMANO社のシューズ。
そのSHIMANO社から新しくSH-R321が登場しました。前作のSH-R320と比べて大きくデザイン面から見直し、サラウンドラップアッパーと呼ばれる甲部のパターンで足全体を包み込むような優しさを実現。
このサラウンドラップアッパーのおかげで前作SH-R320と比べると5.5%も空気抵抗の削減に成功!
さらに従来の踵部、甲部に加え土踏まず部分のサーモプラスチックによる熱成型も追加になり、さらにフィット感がUPしています。とここまでは以前のブログでご紹介したとおり。
BECK ONではもう少し掘り下げてみてみます。
先ずSH-R320と比べて違うのはつま先の幅が広くなっているところです。
よく言われる母子球、小子球付近の足幅ではなくつま先辺りでの幅です。
実はこのつま先の幅というのは日本人の足型には重要で、実は日本人の足型は足幅広い人は多くはないのです。
そこでSHIMANO SH-R321の登場です。
写真と図で分かるように、海外モデルに比べてもつま先が狭くはなかったSH-R320に比べて、さらに広くなってより日本人向きなっています。
実際にSH-R320はワイドサイズを履いていたBECKONスタッフも、SH-R321ではノーマルサイズでも問題なく履くことができました。
ではなぜ足幅の広い物を選ばれる方が多いのか?
デザイン優先の為に、一般的につま先を狭めているシューズが多く流通しています。
しかし、つま先の形がコの字型になっていることが多い日本人では、サイズを合わせた場合につま先の細いシューズでは窮屈で履けないため、本当のサイズより大きなサイズを履くことでごまかしているのです。
このような選び方をした場合、バイクのシューズでは全体的に大きく、踵がごそごそでシューズの中で足が前後に動いてしまうということになりがちです。
靴の中で足が動いてしまうようでは、ぺダリングの力も分散してしまいパワーロスとなりますし、靴擦れや足の痛みに悩む結果となることが多いのです。
残念なことにこのような選び方をしている方はとても多く、本当の意味でフィットしているシューズをはいている人は少ないのです。