最新 超快適エアロロード~TREK MADONE正直インプレッション
エアロロード=硬いという考えは何処へ
昨年よりベックオンでも取扱いを開始したTREK(トレック)。
今回お借りしたのは第7世代 TREK MADONE SLR7 GEN7。
発売当初より話題沸騰、注目の自転車です。
ベックオンスタッフ石井が実際に2~3週間ほど様々なシチュエーションで乗り込んでみました。
まずは通勤でいつものルートを走ってみました。
ん? ん?これが最新のバイクかと一息..
もう言う事はなく完璧だ。
これはロングライドが楽しみだ。
という事で合計で500キロほどは乗っちゃいました!
ホイールは標準装備のBontrager Aeolus Pro 51→SHIMANO DURA-ACE WH-R9270へ変更。
普段から愛用しているDURA-ACEがやっぱりしっくり。
いつも使っているホイールの方がフレームの感触がわかりやすいので。
良かった点
・剛性感
個人的にガチガチと言われる固いフレームは苦手です。
見た目的にはBB周りヘッド部分ボリューム感があって固そう。
実際には乗るとかなりマイルド!
高回転、低トルク、低ケイデンスリズムが取りやすく常に安定していた。
・快適性
今までにいろいろな自転車を乗ってきましたが、ここまで速く快適にという自転車は無かったんじゃないでしょうか。
最近の自転車はタイヤ自体がワイド化していることもあり全体的に快適性が上がっていますが、MADONEのフレーム進化し過ぎじゃないかと驚きました。
コツン、コツン、と突き上げ感が無くほんとにタイヤの空気入っている?という感じ。
旧MADONEにはiso speedというシステムが導入していましたが、無くなっていますが問題なしです。
・空力
言うまでもなく良い。
MADONEの一番の特徴と言ってはいいISO FLOWシステム
↓ISO FLOWとは・・・・・・
シートチューブにある穴 空洞
空気が流れるうえで乱れが発生しますが、より空気の流れを良くします。
初速から高速域までのせるのがあっという間で、スピード乗ってしまえばこのパワーでこんなにスピード出ているの⁉という感覚。
個人的には40~50キロの速度域がいつもよりかなり楽に感じました。しんどいことしているのには違いはありませんが…
実験データでは、前作MADONE比較で時速45kmで19w削減という結果が出ているそうです。
・MADONE一体型ハンドル
フレームと同じOCLVカーボンを使用したハンドル。
快適性はもちろん、軽量性を持ち備えています。
近年レースシーンで空力の問題でハンドル幅を狭くするのが流行っていますよね。
このハンドル形状はドロップ部分に比べブラケット部分が3cm狭くなっていて個人的にはかなり好みの形状でした。
エアロ重視の姿勢は脇を締め上ハンドル、さぁスプリントするぞという際は下ハンドル。
マイナス点というか、ちょっと惜しいところ
正直完璧な自転車だと思いました。
他の自転車と比較しだすときりがないです。自転車それぞれ特徴がありますからね。
ただ敢えて言うなら反応、登りも性能。
普段から軽量な自転車を乗っているのでその重さをすぐ感じました。
もし重量を優先するならEMONDAを選択する必要がありそうです。
簡単に感想を述べたわけですがさてどんな人におススメでしょうか。
もちろんレースで優勝、間違いはありません。
ワールドチームLIDL-TREKが使用し数々のレースで優勝しているので。
今回お借りし自分でも驚きでしたが、ロングライドにも最適な自転車ではないかと思いました。
スピードが落ちにくく剛性感がマイルド、振動吸収性が良い点から考えるとロングライドメインの方が使用してもいいのでは⁉と思いました。
なんといっても自転車の快適性、そして速い。
やっぱりロングライドって速く、楽に走りたいですよね。
ベックオンではPROJECT ONE(カスタムオーダープログラム)でのご注文も承っております
店頭には超派手なMADONEも展示しております。
ICON CHROME ULTRA-IRIDESCENTカラー
是非見に来てくださいね!!