SHIMANO ホイールインプレッション 新型DURA-ACE C50とC60を乗り比べ!
新しくなったシマノのホイールを一足早く試し乗りしてみました!!
SHIMANO ホイールインプレッション 新型DURA-ACE C50とC60を乗り比べ!
! 注意DURA-ACEのホイールは12速専用 !
まずは、スペックをまとめてみました。
DURA-ACE WH-R9270-C50-HR-TL | DURA-ACE WH-R9270-C60-HR-TL | |
推奨タイヤ幅 | 25-32mm | 25-32mm |
リムハイト | 50mm | 60mm |
重量 | フロント674g リア787g 合計1,461g | フロント751g リア858g 合計1,609g |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
リム外幅 | 28mm | 28mm |
使用タイヤ | ビットリア CORSA2.0 25C クリンチャー | シュワルベ プロワン 25C チューブレス |
スポークの幅 | 1.5mm | 1.8mm |
C60にはシュワルベ プロワン25C チューブレスを取り付けたのですが、フロアポンプで簡単に取付け出来ました!
シュワルベとの相性は完璧です。
60mmハイトはやはり存在感がすごいですね。
見るからに早そうです!
旧DURA-ACEのホイールを所有したことはありませんでしたが、何度かお借りして乗った経験があります。
その時に感じた以前のDURA-ACEホイールのイメージは「ぬめっ」とした印象でした。踏み込むと足あたりは柔らかく、遅れて伸びがくるような感じ。
今回のR9270シリーズは「パリッ」としていて、踏み込んだ時の力の伝わりがすごくいいのが第一印象。これは、フリーボディの構造が新しくなりダイレクトエンゲージメントという機構を採用しているからくるもののようです。従来の機構と比べ面で当たる仕組みになっているのが特徴です。
フリーボディーの素材もチタン製→アルミ製に変更されています。
アルミボディではスプロケットの嚙みこみがするのでは?と思われていますが、フリーボディーの溝をスプラインとも呼びますが、非常に細かくできているので一つ一つに負担が少なく噛みこみにくい仕組みになっているようです。既に1,000キロほど使っていますが噛み込みはありません。
C50とC60を乗り比べましたが、C50は重量、エアロ性能、軽量性、バランスの取れたホイールだと感じ取れました。意外にも横風の影響がなく、ロングライド、レース、使えるシチュエーションは幅広いですね。
C60は重量が1,600g台なのでものすごく軽量とは言いにくいですが、実際に乗ると初速こそ重さを感じますが、30キロ~35キロぐらいからの伸びが良く40キロ~50キロの速度行の巡行性が抜群です。C50に比べるとリムのしなりを感じました。トライアスロン、平坦がメインのレースには向きですね。
テクニカルなコースで、スピードの増減が大きいレースであればC50、C36のほうがいいでしょう。
C50とC60で異なる点をピックアップしてみます。
①スポークの幅
C60は1.8mm、C50は1.5mm
リムハイトが高くなるとリムの横剛性は下がりますのでスポークの幅を変更し横剛性向上を目的としています。
②フロントホイール組み方
C50
反ローター側クロスしています。(タンジェント組)
C60
反ローターまっすぐになっています。(ラジアル組)
タンジェントの方が剛性が高いということもありますが、見た目の印象が変わるのもポイントかなと思います。
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