うわさの軽量バイクS-WORKS AETHOS(エートス)
S-WORKS AETHOS FRAMESET(S-ワークス エートス フレームセット)
新型ターマックSL7の発表のあと間髪入れずに発表になった超軽量の「AETHOS(エートス)」。
スペシャライズドといえばレース機材のイメージですが、この車体は「走りを楽しむだけのバイクがあったら」をコンセプトに作られています。
なんと実測で590g!! 軽っ!
ディスクブレーキは重い、という概念はもはや過去のものです。
「空力、剛性、軽さ、そのすべてを一台に!」ということでデザインされています。
それぞれのチューブはほとんどが真円に近い形で、目を引きます。
奇をてらったのではなく、オーソドックスなデザインも安心感ありますね。
ロングライドやヒルクライム、グラベルそしてレースなど、ライドを楽しむ目的なら何に使っても構わない、自由な使い方を提案するバイクがエートスです。
もちろん、エートスはUCI公認をうけているフレームになっています。
ボトムブラケット(BB)はスレッド(JIS)。ボリュームは控えめで、剛性過多になりすぎないような形状です。
フロントディレーラー台座は着脱可能で、フロントシングル化する場合にもすっきりとした印象になります。
付属しているシートポストは、「ロヴァール・アルピニストカーボン」で径は27.2mmの細身。こちらもスペシャライズド史上最軽量だそうです。
32mmのタイヤまで対応するクリアランスがあるから、グラベルアドベンチャーライドを楽しむことも可能なんです。
フロントフォークは細身で、ハンドリングの軽さに寄与しています。
それから、地味ですが付属する小さなパーツたちもこれまた軽量。
重量を測ってみました。
プレッシャーアンカーは、17.3g
フロントのスルーアクスルは22.9g。
リアのスルーアクスル28.9g。
これってすごーく軽いんだけど、どんだけ軽いかイメージわかないですよね。
比較のためにTARMAC SL7のものも測ってみました。
プレッシャーアンカーは、27.6g。
フロントのスルーアクスルは31.9g。
リアのスルーアクスル35.1g。
となりました。TARMAC SL7もかなり軽いんです。それでもエートスにはかないません。
一般的なものと比べてみましょう。
AETHOS | TARMAC SL7 | 一般的なもの | |
プレッシャーアンカー | 17.3g | 27.6g | 40g |
フロントスルーアクスル | 22.9g | 31.9g | 54g |
リアスルーアクスル | 28.9g | 35.1g | 65g |
小物もずいぶんと軽いことがおわかりいただけたのはないでしょうか。パーツ構成だけで一般的なものと比べても90gほど軽くなりますね。
さすがスペシャライズド、細かいところまで手を抜きません!
注目されている方も多数いらっしゃるAETHOSエートス。
ベックオン店頭展示始めましたので、ニュアンスカラーの繊細さぜひ確認してみてください。
希望価格は55万円(税抜)です。
あなただけの一台をつくる、完成車への組付け、アッセンブルする部品のチョイスなどのご相談ももちろん承っています。
お気軽にご相談ください。
最後に、動画でフレームの全体像ご覧ください。