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自転車買う買う団 縁の下の力持ち、ストレスフリーなボトムブラケット

ペダルを回すたびにパキパキと嫌な音が…。

こんにちは、ベックオンの野村です。「自転車から異音がするんです…」というご相談を頂くことがありますが、その原因の一つとしてボトムブラケット・通称BBに疑いの目が向けられることが多くあります
BBが異音の原因になる理由ですが、フレームの”公差”※1にあるとされています。
※1 工業製品などで、標準の重さ・大きさなどからこの程度はずれていても仕方がないとして、公式に許容されている限界、許容誤差の最大寸法と最小寸法の差

ロードバイクでは、フレームの軽量、高剛性化に伴って、左右からベアリングを圧入する規格を採用するフレームが多くを占めています。
BBを圧入する部分の寸法は規格の範囲内に収まっているものの、ごくわずかな隙間の違いがあり、それが軋みの原因になるケースがあるようです。(実際にこれだけが異音の原因という訳ではありませんが…)
また、そもそも圧入や交換をする際の作業がフレームに対してストレスを与えるという意見もあります。

そんなBB圧入時代?に救世主として颯爽と登場したのがWISHBONE(ウィッシュボーン)です。

中心部分にネジが切られており、金属製のシェルを左右からねじ込んで固定します。様々なアダプターをラインナップしており、どんなフレーム・クランクでも取り付け可能、まさに願いをかなえるBBです。

ねじ込んでいく構造は他のメーカーでも採用した商品が増えてきましたが、ベックオンではWISHBONEがダントツの人気No.1になっています。

私もこのBBを使用して自転車を組み立てたのですが、どうも最近一定の条件でパコンパコンと右側のクランクから音が鳴る気がするのです。分解してみると右側のベアリングにガタツキが出ていることが分かりました

まだ1年も使用していませんが、距離は1万キロメートル以上、雨の中20時間以上走ったりしたこともあるので、仕方ないですね。

WISHBONEはシェルからベアリングを抜いて交換する事もできるのですが、今回はちょっと気になるBBがあったのでこちらを採用しました。

RIDEA Carbon Bottom Bracket(リデア カーボンボトムブラケット)

こちらのBBの特徴は「Gecko Grip Technology」という左右のカップの固定方法です。

Gecko Gripというリングにカップをねじ込んでいくと、グリップが広がる事でフレームに押し当てられ、BBはしっかりと固定されます

カップを回し続けると、フレームに圧力がかかりすぎて良くないのでは?と思いましたが、実際に取り付けてみると規定トルク(7Nm)に達するとGecko Gripは十分に固定され、それ以上の力を掛けるとGecko Gripが滑り、必要以上にフレームに固定されることはありませんでした。

一方で取り外す際には逆回しにすると、難なく外す事ができました。BB交換の作業でかかるストレスは、このBBがフレームにも作業者にも最も少ないのではないでしょうか。

肝心のベアリングはセラミックベアリングを採用しており、新品のベアリングという事もあって、交換前と比べるとペダルを回すのが軽くなった事を実感できました

カップをつなぐスリーブはカーボン製で軽量性と強度を確保しています。重量の点ではWISHBONEに比べてアドバンテージがありますね。

リデアのカーボンBB、WISHBONEに次ぐ圧入タイプの定番商品になりそうな予感がします。
組立や組換の際には検討の価値ありですよ!

<自転車買う買う団 お買い物レコード11>
〇RIDEA Carbon Bottom Bracket  PF30 ¥15,000(税抜定価)
ここまでの合計額 ¥881,300

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