ちょっと目を引くデザインのクロモリロードチネリ ヴィゴレッリ ロード
かつて力道山も愛したと言われるイタリアの名門ブランドCINELLI(チネリ)
前回の東京オリンピックが開催された頃は、”レースのための機材”として、スーパーコルサなど自転車界のお手本とされるような名車を生み出してきました。
その後はグルッポ社の傘下に入り、アントニオ・コロンボ氏によるアーティスティックなエッセンスを取り入れて、新しい自転車文化を創造するようなモデルを発表し続けています。
CINELLI VIGORELLI ROAD(チネリ ヴィゴレッリ ロード)
公道でフィクスドギアの自転車で行われるレース「レッドフッククリテリウム」に参加していたチーム「チネリ・クローム」が駆るヴィゴレッリ。
このバイクはそのスチールフレームにロードバイク用の変速機に対応したレプリカモデルです。
レッドフッククリテリウムについてはこちらから☞https://www.youtube.com/watch?v=2U6c2QLiREg
グルッポ社の傘下のチネリはパイプ・素材メーカーのコロンバスとの関係が深く、フレームはTHRON、フロントフォークはFUTURAを採用しています。
後三角はピスト向けのデザインに、ヘッドチューブやフロントフォークはロードバイク向けにアレンジされています。切れのある走りとロードバイクらしい素直なハンドリングが楽しめるでしょうね。
スチールバイク独特の絶妙なしなりを活かして、ハンドリングのコントロール性や路面へのトラクション向上を狙っています。
細身のルックスにラメが輝き、ホログラム調のロゴがアクセントとなった、チネリらしいスタイルを押し出したマシンです。
こちらは「パープルハート」というカラー。
ベックオンには、
日本限定のカラーのレッドのフレームセットの在庫もあります。
こちらもパープルハートと同じように、きらきらホログラム調のロゴとラメの入ったペイントで、きれいです。
ベックオンの店頭では、この自転車の前で釘付けになってしまうお客様多数です。
こちら、パープルハートは完成車仕様。
シマノ105がアッセンブルされています。
ホイールは「VISION TEAM 35 COMP SL」で、CNC加工のブレーキ面もかっこいい真っ黒なホイールです。
このホイールのおかげで、バイクがちょっとマッチョな印象になりますよね。
シートポストやハンドルなどの部品もCINELLIで統一感があります。
カーボン素材やエアロ効果の追求など最新の機材とは趣旨が異なりますが、チネリの提唱する自転車文化を体感できる一台ではないでしょうか。
初めてのロードバイクにも、ちょっと変わった自転車が欲しい方のセカンドバイクにもお勧めです。