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今年も参加してきました。Flèche Vélocio(フレッシュ)

「はじめてのブルベ教室」でブルベの魅力をお伝えしているスタッフ野村ですが、一昨年


昨年と引き続いてチームで参加するブルベ「フレッシュ」に参加してきました。

フレッシュは通常のブルベと異なり、参加チームはそれぞれで決めたルートで、各地をスタートしてナイスプレイスというゴール受付地点で落ち合う事を目的としています。

昨年までは私がリーダーを務めて走行計画などを立てて来ましたが、今回は輪行講座でもおなじみのスポーツバー「grupetto」で結成したチームの一員として、リーダーをサポートしつつ5名のチームでナイスプレイスを目指す事になりました。

ルートは土曜日の早朝に徳島を出発して、しまなみ海道を経由してナイスプレイスがある広島の呉まで移動します。
予定通りに進めば、今治付近で日が暮れるはず。
フレッシュはイースターに合わせて開催されますが、イースターの前日は満月なのです。
チーム名でもある「ムーンライト しまなみ」の名の通り、月明かりの下にしまなみ海道を走行する計画です。

STRAVAの走行データ

メンバーは全員金曜日の仕事が終わってから和歌山港に集結
徳島へ深夜帯のフェリーで移動します。
船に揺られて、眠れたのか否かよく分からないままスタート地点へ。
仕事と寝不足による疲れは隠せないものの、天候に恵まれたサイクリング日和で、計画通りに淡々と通過ポイントをクリアしていきました。

通常のブルベと異なり、フレッシュの難しい所は“チーム全員が協力して走行する”というルールの存在です。
仲間がいる方が単独より楽だと思いがちですが、24時間のサイクリングという特殊な環境下では、休憩のタイミングや疲労度など個人によってクセや違いが現れ、それがストレスに繋がる事もあります。
また、パンクなどのトラブルについては人数分だけリスクが増えてしまいます。
今回の道中でも、前半でメンバーのうち二人がパンク、一人のクリート固定ボルトが外れるなど、単独のライド以上にトラブルに見舞われました。
それでも仲間の協力を得て、無事に復帰する事ができ、道の駅で夕ご飯を食べる頃には200kmを11時間で走行、非常に良いペースで夜のしまなみ海道を迎える事ができました。

糸山公園からしまなみ海道に向かう来島海峡大橋で夕暮れを迎えて、ちょうど橋を渡り切る頃にはライトアップがはじまりました。
写真ではお伝えできないのが残念ですが、雲ひとつない綺麗な月夜で、何度も走行した事があるしまなみ海道ですが新鮮な気持ちで通過する事ができました。

尾道へ渡った後はすっかり真夜中です。
この時点で20時間近くサイクリングをしており、前日のフェリー移動で十分に休めなかった事もあり、徐々にペースは鈍っていきました
200km地点では平均で18㎞以上あった平均速度も、しまなみ海道以後は16㎞まで落ち込んでいました。
道中の安全を考慮して、チームリーダーと調整をして、予定していたゴールよりも手前でゴールする、プランBへの変更を行いました。
道中でファミリーレストランで夜食を取ったり、駅舎のベンチで休憩をしたりを繰り返して何とか無事に361kmと、距離はギリギリですがチーム員全員がゴールへ到着、認定を得る事ができました

フレッシュといえば、ゴール地点での懇親会が欠かせません。
各地から呉に集まったランドヌール・ランドヌーズ達が交流を深め合いました。

フレッシュでは休憩の取り方やナイトライドの注意事項、眠気対策など、“普通のロングライド”とは異なるコツが必要になります。
ベックオンでは、ゴールデンウィーク特別企画として、ロングライド、ブルベへの参加を通じて様々な経験を経てきたスタッフ野村が、実践的なテクニックや問題の解決策をご案内する講座を実施します。

ブルベに参加した事がある人から、初めて参加するひと、またはブルベだけでなくロングライドでより長く、遠くへ走りたい!
という方は役立つ情報をお伝えしますので、お申込みをお待ちしております。

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