輪行でお出かけ~伊豆半島編~
1月の出来事ですが、スタッフ野村が東京に出張したついでに伊豆半島を一周してみました。
今回の予定は、朝イチの新幹線で東京へ。
仕事が終わったら小田原で一泊して、早朝から伊豆半島ぐるっと回って三島でゴール。というものでした。
自転車は大阪から輪行で運ぶことにしました。
まずは輪行のちょっとしたコツをご案内します。
輪行、ツーリングではとにかく荷物は必要最小限に抑えて、身軽に動く事を優先します。
荷物が少なければ輪行もサイクリングも断然楽になります。
必要な用品を厳選する事で、バックパックを持つことなく、全てAPIDURAのバッグに収納する事ができました。
大人気の大型サドルバッグですが、縦型輪行袋を使用する際にはその大きさが仇になってしまい、自転車から取り外す必要があります。
輪行をする際に、輪行袋に収納してから駅の構内に入って、改札を抜けてホームにでるまでの移動で苦労した事はありませんか?
色々試した結果、輪行でお出かけをする際の私の定番スタイルは、移動用のシューズを携帯してとにかく歩きやすい服装に着替えます。
それから、サドルバッグや履き替えたSPDシューズは袋に纏めて、輪行状態になったフレームに引っ掛けて、輪行袋に収納してしまいます。
フロントフォークには、シューズとサドルバッグを引っ掛けていますが、きれいに輪行袋に収める事ができました。
移動用のシューズはホームセンターやスポーツ用品店で購入できる「アクアシューズ」がおススメです。
水陸両用で歩くのも苦になりませんし、何と言っても軽量でコンパクトに持ち運べるので、輪行ツーリングの際には重宝しています。
この方法なら、特別な道具を用意しなくても必要な荷物をスッキリとまとめる事ができます。
また、サイクルコンピューター、貴重品などはサコッシュに入れて持ち歩きます。
ついつい輪行の作業に夢中になるあまり駅に忘れたり、盗難に遭う心配もなくなりますね。
さて、肝心のライドの方はというと、朝晩は5℃以下まで冷え込んだものの、やはり太平洋の影響か日中は気温がグングンと上昇し、15℃になる時間帯もありました。
冬のロングライドで難しいのは、朝~日中~日暮れと目まぐるしく変わる気温への対応でしょうか。
半日以上走り続けるロングライド、ツーリングでは暖かいジャケットよりも、インナーウェア→ジャージ→ウィンドブレーカーの重ね着で寒さを凌いで、運動強度、
外気温に合わせて上着を脱いだり着たりして過度に汗をかかないように、身体が冷えないように注意します。
細かい点ですが、グローブも重ね着をすることがあります。今回のツーリングで使用したのは、DEFEETのウール入りグローブ。
生地に配合されたウールのお陰で、高い保温性と蒸れを感じることなくライドに集中する事ができます。
薄手の生地を採用しているため、今回のライドでは出発時と日が暮れてからの時間帯ではこのグローブのうえに、防風素材を使用したグローブを重ね着して凌ぎました。
単体では春~秋、冬の日中に最適ですし、インナーグローブとしても十分機能するので非常に長い期間活躍するので、常備しておきたいアイテムの一つです。
今回のライドは険しい峠はなかったものの、切り立った海岸を走り続けるので、終始アップダウンばかりでした。
南半分はリゾート地だけあって、車や信号は少なく非常に走りやすい印象でした。
景色については雄大な太平洋から、半島を周る頃に視界に入ってくる富士山まで、バラエティに富んでいて飽きる事がありません。
暖かくなったら、再度訪れたくなるような定番サイクリングコースではないでしょうか。
桜の咲く季節に熱海の温泉宿に泊まってツーリング、何てのも楽しいかもしれませんね!
出張のついでに気軽に出かける事ができたのは、「輪行」のスキルをマスターしていたから。
ベックオンでは定期的に「輪行講座」を開催しています。
講座では実際に自転車を触りながら、輪行の方法や注意点、コツを習得する事ができます。お申込みは下記のフォームからどうぞ。