ツーリングにおススメのアイテムのご紹介
去る9月の事、温泉旅行に行こうと思い立ち、福井県の芦原温泉へ1泊2日のツーリングに出かけました。
海だ、海鮮だ!
大阪市内の自宅を出発して、往路は京都府を北上して日本海へ向かいました。
最初の目的地は小浜。ここでは予定通り海鮮を楽しむ事ができましたが、道中の天気はすぐれず、雨宿りを繰り返しながらの走行でした。役に立ったのはFMAのソフトシェルジャケット。ウィンドブレーカーですが、伸縮性のある柔らかい生地を使用しており、ややタイトなデザインはレーシーなポジションでもバタつく事がありません。お値段はお手頃なので、透湿性はほどほどですが、ベンチレーションが2か所に配置されており、このようにファスナーを空けて外気を取り入れて篭った熱を逃がす事ができます。また、撥水性も持ち合わせているので、多少の雨ならしっかりと弾いてくれます。
チェックインに間に合うかどうか、それが問題だ
さて、小浜まで来たのはいいものの、雨宿りなどで時間を取られたので、予定通りにチェックインするのは難しそう。明日は早朝から走り出すので、今晩は何とかゆっくりと休憩したいところ。
ここで、今回の秘密道具、エマージェンシー輪行袋の登場です。
いわゆる横型輪行袋なので、専有面積は広いものの、自転車をひっくり返して袋に収納するだけなので、作業は容易です。しかも、車輪とフレームを固定するのは、ゴムバンドタイプのフックです。初めてこのタイプを使ったのですが、意外するぎるくらいにしっかりと固定できたのでびっくりしました。これで何とか宿泊施設に間に合う事ができました。
翌日は日が昇る前にスタート。林道冠山で岐阜県を経由して、琵琶湖の湖東から帰阪するルートを選択。午前中は林道冠山線で揖斐川町へ大自然の中でのクライムと綺麗なダム湖へのダイナミックなダウンヒルを堪能しました。
エマージェンシー輪行袋のもう一つの姿とは?
福井から自宅までの距離は300㎞超。実は、ライドの途中で眠たくなったら、エマージェンシー輪行袋に包まって仮眠を取ろうと思っていたのですが、頑張りすぎて予想より早く、眠たくなる前に帰宅してしまいました(笑)
という訳なので、後日近所の河川敷でエマージェンシー輪行袋の耐寒性能を検証してみました。10月末の完全に日が暮れた河川敷の気温は10度程で、風が吹くなかでじっとしていると、それだけで体力を奪われて休憩どころではありません。
これくらいの気温であれば、屋外でも体力を消耗せずに休憩ができそうでした。もし扉がある施設が利用できれば、仮眠を取ることもできそうです。