始めようトライアスロン!その4
始めようトライアスロン!その4(持ちもの:バイク編)
そろそろ人生初めてのトライアスロンのレースも近づいてきた~、という方も多いのではないでしょうか?
レースで必要なバイクをまだ用意していない皆さま、またバイクを新調したいという方も必見です。
種目 | 必要なアイテム |
スイム | ウェットスーツ、トライアスロンウェア、ゴーグル (※キャップは大会から支給される場合が多い) |
自転車 | 自転車(ロードバイク、TT/トライアスロン用)、ヘルメット、シューズ、 ウォーターボトル、空気入れ(圧力計つき)、サングラス、ゼッケンベルト、補給食 |
ラン | ランニングシューズ、ランキャップ |
今日はバイクパートで必要なものを紹介していきます。
☆バイク
トライアスロンレースに参加するためには、ロードバイクもしくはTT/トライアスロンバイクが必要になります。これらは、一般車と比較するとタイヤがかなり細く作られています。また、前傾姿勢も深くなりハンドル操作に慣れが必要です。
<ロードバイク>
舗装路を主とした道路での高速走行を目的に設計された自転車で「ロードレーサー」と呼ばれることもあります。ツール・ド・フランスなどの自転車ロードレースで用いられているバイクです。前傾姿勢が取れるドロップハンドルや細めのタイヤを基本仕様としています。車体は軽量に出来ており、スピードだけでなく登り坂や長距離の走行も他の自転車より長けています。
最初の1台はこちらがおすすめ。フレームの素材やコンポーネントのグレードなどにより価格が変わります。
<TTバイク、トライアスロンバイク>
まずは、TT(タイムトライアル)バイクとトライアスロンバイクの違いを知っておきましょう。
タイムトライアルバイクはUCI(国際サイクリング連合)の企画に準拠した設計。フレームの長さや幅、サドル位置など、UCIの規定の範囲に収めなければなりません。さらにカバー類が禁止といった細かい規定が存在します。
トライアスロンバイクはUCIの規定に一切とらわれず各バイクメーカーが自由に設計をすることができます。
どちらもDHポジション・単独走行・平地の高速走行に適しています。ロードバイクの基本的な技術が未熟だと乗りこなすのが難しいバイクです。
空気抵抗を極限まで極め、最長で180kmを走るのに適した剛性、ハイドレーション、小物入れブレーキカバーなどをフレームに搭載するなど、近年各メーカーが個性的で斬新なトライアスロンバイクを世に送りだしています。
各メーカーが最高の技術とアイデアを盛り込んだトライアスロンバイク、2台目のバイク候補に検討するといいです。
<エアロロード>
ロードバイクとトライアスロンバイクの良い所を実現できるロードバイクとトライアスロンバイクの中間のバイク。ロードバイクの方が軽量で細やかな動きに長ける、トライアスロンバイクの方が直進安定性やDHポジションでのスピードを持続しやすいという面もあります。
<スタッフのおすすめ>
バイクを持っていないならロードバイクを、既にロードバイクを持っているなら、前後輪で25万円くらいのカーボンディープリムホイールと追加するか、トライアスロンバイクを購入するのが良いです。
バイク選びで大切なのは、適正サイズのバイクを正しいフォームで乗ることです。これは、初心者も上級者も違いはありません。高いバイクを選んだからといって、それだけでは速くなるわけではありません。バイクがないとバイクトレーニングが行なうことが難しくなりますので、早め早めに準備しましょう。
お気軽にベックオンスタッフにお問い合わせください。
☆ヘルメット
頭を守るためにも必須のバイクアイテムです。レースだけでなく、トレーニング時にも必ず装着して下さい。もちろん、ヘルメットも頭の形にフィットしたものがオススメです!
風の抵抗を抑えるものや軽量なものなどレースシーンによって使い分けることも可能です。
☆空気入れ(気圧計つき)
ロードバイクやトライアスロンバイクのほとんどが、フレンチ(仏式)バルブという規格が採用されているので、専用の空気入れが必要です。
☆専用ペダル&専用シューズ
専用シューズの裏に専用クリートを取り付けることで、シューズとペダルを固定するアイテム。ビンディングペダル、ビンディングシューズと呼ばれます。
これを取り付けることで、ペダルを回しやすくなり力を効率よく伝達させることができます。
バイク関連のアイテム中で準備優先度が一番高いアイテムになりますので、初めの段階から準備するのをおすすめします。
シューズにはサイクリング用とトライアスロン用があります。
レースの距離などによって適切なシューズを選びましょう。
競技用自転車が初めてで操作等に不安のある方は、運動靴&フラットペダルで乗り慣れてから、と段階を踏んでください。レースまでに準備して慣れておきましょう。
☆ボトルゲージ&ボトル、補給食
バイク走行時の水分補給やエネルギー補給のためのボトル(=水筒)です。
ボトルを付けるためのボトルゲージを自転車に取り付ける必要があります。自転車のサイズによっては、台座が1つしかない場合もあります。練習時にも活用し、レース時に不安なくボトルをキャッチできるようにしておきましょう。
レースによっては補給食も準備しておくと安心です。
☆サイクルコンピューター
走行距離や時速、時間などが計測できるコンピューターです。周回コースのレースの場合、装着義務もしくは推奨していることが多いです。
練習時でもどのくらいの距離を乗ったのか、どのくらいのスピードが出ているかを確認できモチベーションアップにもつながります。
また、ケイデンスと呼ばれる回転数や心拍数、高低差などが計測できるものや、GPSがついている高機能なコンピュータもあり、トレーニングをさらに楽しいものにしてくれるアイテムです。
☆パンク修理キット
レースでパンクした場合には自力で直さねばなりません。パンク修理の仕方は事前にマスターしておく必要があります。
☆サングラス
スポーツアイウェアは軽くて、視野が広いのが特徴。フィッティングして顔の形に合った快適なものを見つけましょう。
紫外線から目を守る、落車した時に目を守る、まぶしい光をカットして路面の状況などを把握しやすくする、目にゴミなどが入るのを防ぐなどの恩恵を受ける事ができます。
ランでも使用するので、ずれにくいものを選ぶのがポイントです。
☆ゼッケンベルト
スイム終了後、ゼッケンを装着しなければなりません。ボタンでとめるタイプと紐に通すタイプとあります。
今日はレースに出る場合のアイテムをご紹介しました。
練習でバイクに乗る時には、ライトやベル、カギ(ロック)などが必要になります。
また、バイクトレーニングの際にはサイクルジャージ・ショーツのほうが快適です。グローブも用意しましょう。
ライドポーチなども持っていると便利ですよ。