人気沸騰中のスマートトレーナーってなぁに?
人気沸騰中のスマートトレーナー(ローラー台)について、その機能と楽しみ方をご案内!
スマートトレーナーとは、広義では、パソコンやタブレット端末、スマートフォンなどと接続する事が可能なローラー台を指します。
トレーニング内容を管理したり、専用ソフトを使用してバーチャルサイクリングを楽しむ事もできます。
精度は機種によりますが、パワーメーターを使用せずに、パワートレーニングを行う事も可能です。
☆注目の機能「FE-C」
スマートトレーナーでも機種によって、機能がすこしずつ異なります。その中でも大きく違うのが、「FE-C」という機能です。
ANT+の電波を利用して、負荷を電子制御する事が可能です。GARMIN EDGEなど、「FE-C」に対応しているサイクルコンピューターをリモコン代わりに使う事ができます。
さらに、「ZWIFT」のようなオンラインサイクリングサービスと連動すると、画面上の起伏に合わせて負荷が自動で調整され、ゲーム感覚で楽しめるのです!
電子制御であるため、「FE-C」を搭載するトレーナーの多くは電源コンセントと接続する必要があります。
☆ベックオンおススメのスマートトレーナー
メーカー | ELITE | MINOURA | ELITE | TACX | WAHOO |
モデル名 | QUBO DIGITAL SMART B+ | スマートターボ 神楽 | DIRETO | FLUX SMART | KICKR |
タイプ | タイヤドライブ | タイヤドライブ | ダイレクトドライブ | ダイレクトドライブ | ダイレクトドライブ |
対応負荷 | 600ワット | 2,000ワット | 1,400ワット | 1,500ワット | 2,000ワット |
価格 (税抜定価) |
49,529円 | 82,500円 | 110,879円 | 113,000円 | 152,500円 |
備考 | パワー計測の精度や対応負荷は上位機種に劣るものの、スマートトレーナーとしては最安値。 トレーニングとしてではなく、純粋にバーチャルトレーナーを楽しみたい方におススメ。 |
電源を利用せずに、手動で負荷を切り替えて使用することも可能。(その際の負荷は300ワットまで) 自転車をローラー台にセットする方法は固定式と自重式の2タイプを選択可能。 タイヤドライブ式の最高峰で、頑丈に設計されたフレームと国内メーカーの信頼感がウリ。 インドアでもハードにサイクリングをしたい方におススメ。 |
ダイレクトドライブのスマートトレーナーのミドルグレード。 本体の重量と大きさ、使用するには自転車に対応したスプロケットが別途必要な点がデメリット。タイヤドライブと異なり、タイヤの磨耗や摩擦音を気にする必要がなく、振動や騒音も抑えられている。対応負荷も大きく、これから人気が出るのは必至、スタッフ野村が一番気になる商品。 |
ELITE DIRETOと同様 | ダイレクトドライブのスマートトレーナーのハイエンドモデル。 コンパクトでスマートなデザインでありながら、抜群の安定感を実現。 サイクルコンピューターELEMENTと連動する事で、実際に走行したルートをインドアで再現する事が可能など、拡張性が高いのも魅力。 エントリーモデルのロードバイクが買えてしまう値段だが、他社のハイエンドモデルと比べると少し安い。 |
※対応負荷の数値について~体重65kgのライダーが、ロードバイクで平坦なコースにおいて時速60kmで走行する時の出力が、1200ワットから1300ワット程になります。
いわゆる「もがく」ようなトレーニングをするのであれば、1,000ワット以上の負荷に対応している必要があります。
☆これら以外のローラー台は?
ベックオンオープン当初から、他の追随を許さない人気を誇るローラー台がグロータックの「GT-Roller」です。
フロントだけを固定するハイブリッド式は他のメーカーも同様の構造を採用するなど、インドアトレーナーの革命児でしたが、電子制御の負荷ユニットももちろん開発中。ユニット単体での販売も予定されているとの事なので、既存のユーザーだけでなくこれからグロータックのローラー台を検討する方でもアップグレードに期待が持てます。
最近では従来のモデルをスルーアクスル対応に変換するアフターパーツが発売されるなど、既存のユーザーへの対応の懐の深さも魅力なメーカーで要注目です。