パラトライアスロンのガイドで長良川に行ってきました!
こんにちは。ベックオンスタッフ武友です。
私は、自身のトライアスロン競技を楽しみながら、並行してパラトライアスロンのガイドを務めています。
去る8月20日日曜日長良川パラトライアスロン2017に梶木あや乃選手のガイドとして参加してきました。
今回スイムは、長良川を岸沿いに375mを往復する750m、バイクは約5km×4周回の20km、ランは約1.25km×4周の5kmの合計25.75kmのスプリントディスタンスです。
真夏の午前9時、全員がフローティングの一斉スタート。快晴、気温も高い日でした。
岸沿いに真っ直ぐ泳ぐ川ですが、流れがあったためスイムが得意でない梶木選手はスイムでだいぶ苦戦しました。
前半よりも、折り返してからの後半がなかなか進みません。我慢の展開からレースが始まりました。
レース後、梶木選手いわく「雰囲気的に後ろにあまり人がいないような気がしました~(^◇^)」と。
はい、その通りです……。
スイムアップしトランジットまで走りますが梶木選手、ここではウエットスーツの足首の部分がなかなか脱げずに苦戦します。(これも経験ですね。)
ウェットスーツを脱いだら、急いでシューズ、ゼッケンベルト、ヘルメットを装着し自転車をスタート。(前回はゼッケンのつけ忘れがあったので慎重に。)
バイクは5kmの周回コースです。コーナー部分や段差などを声かけしながら走行します。
コースの前半部分は少し向かい風ですが、後半は追い風というコンディション。
風はあるものの、特にアップダウンもないので、ペースを一定に保ちバイクを終えることができました。
しかし、スイムで先行しているリオ五輪日本代表の円尾選手に追い抜かれ、1周回分の差をつけられてしまいました。

快調に飛ばす円尾選手
バイク→ランのトランジットを終えて、梶木選手得意のランへ。
段差やコーナー部分、給水箇所を伝えながら走ります。
前回の横浜パラトライアスロン大会では、得意なランが全く不調。
今回は最初からスピードに乗せて走ることができました。
ランの序盤は余裕があったものの、後半はさすがに疲れが見えました。
しかしバイクで1周差をつけられた円尾選手に追いつき、周回差をなくしてゴールすることができました!
ゴール後に「途中きつくて走れなくなることもありますけど、思いっきり走った後のゴールは、気持ちも爽快ですね」と梶木選手。
今回のレース、力を出し切れたみたいです。レースの楽しさを少しでも実感してもらえてよかったです。
表彰式は男女混合。1位はさすがの円尾選手です。
スイムの伸びしろがまだまだある梶木選手。トレーニング次第ではぐんぐん速くなりそうな期待の新人。
来シーズンがますます楽しみな選手です。是非、応援してください!
今回の結果はコチラから↓
長良川パラトライアスロン2017(結果)
大会の様子はここでもご覧いただけます。
(公社)日本トライアスロン連合 JTU
さて私武友ですが、今度の金曜日9月15日は、円尾敦子選手のガイドを務めます。
今回はオランダのロッテルダムへ遠征してきます。
『ITU WORLD TRIATHLON GRAND FINAL』
スタートは9:00(日本時間16:00)です。
円尾敦子選手ならび日本選手への応援よろしくお願い致します。
これまで務めたガイドの記事も是非ご覧ください。