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ロングライドに欠かせない秋冬の重ね着術<その1>

秋も深まり、朝晩の気温が10度を下回る日も珍しくなくなってきました。とは言うものの、日中は20度近くまで暖かくなる事もあり、晩秋~初冬のライドでは何を着て出かけようか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、スタッフ野村のロングライドの装備を参考に、この時期におすすめの“重ね着”の方法をご案内したいと思います。

今回の予定は香川県の高松を出発して、剣山の麓を抜けて三好市で一泊。二日目は大歩危、小歩危に祖谷の渓谷を巡って高松まで戻るというもの。日中のアップダウンでの熱気と、渓谷でのダウンヒルの寒さをどうクリアするかが今回のライドの肝です。
高松への移動は、神戸発のジャンボフェリーを利用しました。ジャンボフェリーへの自転車の持ち込みはプラス500円。500円あれば、香川の讃岐うどんが食べれます。輪行で手荷物扱いで持ち込むべきか迷うところですが、今回はベックオン閉店後に大阪市内から三宮まで走って移動したので、500円を支払って身軽に乗船しました。

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フェリー乗り場にて。雨の中の移動となりました。

フェリーで一夜を明かして到着した高松。まずは釜バターうどんを食べてしっかり身体を起こします。

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今回のウェアは基本は春夏のサイクリングウェアを着用。アームウォーマーとニーウォーマーで末端の冷えを防止します。

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寒さや冷え対策は大事ですが、ジャケットを着込んでしまうと、気温が高くなった時に暑くてたまらなくなり、バテてしまうことがあります。
寒暖の差が激しいこの時期では適切な選択は難しいのですが、重ね着をしていれば、アウターを脱ぐ、着るを繰り返すことで色々なシチュエーションに対応できます

コツは一番暑くなる状態での服装をベースに用意する事です。
例えば、日中に山頂を目指すようなヒルクライムがあるなら、その際に暑くて動けなくなってはいけませんから、その時間帯、運動量を見極めてウェアを用意します。次は最も寒くなる状況で凍えないようにするために、寒さから身を守るウェアを追加していきます。
今回はアームウォーマー、ニーウォーマー、ウィンドブレーカーを2枚(透湿重視タイプと軽量タイプ)用意しました。
更に、どうしても寒くて堪らない時への備えとして、冬用の保温インナーとレッグウォーマーを保険としてサドルバッグに忍ばせました。

ライドをストレス無く楽しむために、荷物は厳選したものを最小限で抑えたいところです。今回はレベレイトデザインの大型サドルバッグに必要な荷物を全て収納して出発しました。img_4411

1日目の朝の気温は7℃。少し雨がぱらついていましたが、スポーツフルのウィンドブレーカーFIANDRE LIGHT NORAINのお陰でストレスなく走り出すことが出来ました。

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こちらのウィンドブレーカー、撥水性、透湿性、ストレッチ性のバランスが秀逸です。寒さを感じる時、小雨が降る時は言わずもがな、ペースが上がってきて汗ばんでも不快感はありません。また、ぴったりとフィットするデザインと抜群のストレッチ性のお陰で、風を受けてもバタバタと音をたてることは皆無です。日中は剣山の麓でアップダウンを繰り返すため、ウィンドブレーカーはバックポケットに収納。アームウォーマーは手首までずらすなど、こまめに状況に合わせて体温を調節しました。

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そんなこんなで、1日目のサイクリングを終えて無事に三好市へ到着。

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海鮮丼を食べて宿でゆっくりと休みました。こちらは走行データです→<1日目の記録>。

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二日目は渓谷巡りからスタート。朝一の冷たい空気は堪えます。2枚持参したウィンドブレーカーの重ね着で対応。肌寒さは感じるものの何とかやり過ごす事が出来る程度でした。

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絶景を堪能した後は、旧道のヒルクライムを経て高松のフェリー乗り場まで戻る事ができました。2日目の走行データです→<2日目の記録

帰りもフェリーで神戸まで移動。平日の最終便は19時半に高松発なので、三宮に到着するのは0時半過ぎ
もちろん最終電車は間に合いませんので、自走で帰宅します。10℃を下回る気温のうえ、疲れた身体では運動強度も上がりません。ここで寒さ対策の切り札、保温インナーの登場です。
インナーウェアですから、たいした荷物にならい一方で、効果的な寒さ対策になります。ジャケットを持っていったら、サドルバッグに収まりきらなかったと思います。
本当に必要なものに絞れば、秋冬でも身軽にツーリングは可能であると、改めて認識しました。

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以上、ロングライドに欠かせない秋冬の重ね着術その1でした。厳冬期バージョンもありますが、もう一段寒くなる時期にご案内したいと思います。

<参考に……>
過去の記事「レイヤリングってなんだ??

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