スズカ8時間エンデューロ、トロフェバラッキ編
前回の「スズカ8時間エンデューロに参加してきました\(^o^)/」に引き続き、今日はベックオン、トロフェバラッキチーム編をレポート!
トロフェバラッキ(通称トロバラ)とは、二人でおこなうチームタイムトライアルです。鈴鹿のトロバラは60kmのタイムを競います。距離は、鈴鹿サーキット10周回ですので約58キロ走ることになります。ツール・ド・フランスのTTがだいたい50キロ弱なのでそれよりはちょっと長い感じでしょうか。
ロードレースに出なくなってから秋鈴鹿のトロバラを最大の目標としてきたので、この日が来ると本当にワクワクします。昨年は8位で入賞を逃しました。今年は最低でも6位入賞、できれば表彰台を狙いたいところです。そのために店長金森5㎏減量。とはいっても、昨年よりは約2㎏は体重が重い(!)ので気持ち的には不安が。正直もう少しだけ体重減らしたかった……。その分筋肉量は昨年よりも増えているはずだと自分に言い聞かせます。精神的な不安要素を前向きに取り除くために今回は秘密兵器を2つ導入!
ひとつ目はパイオニア ペダリングモニター!
これはもはや強くなるためのトレーニングには必需品です。MNPやFTPなど、自分の現在の出力レベルがはっきりとわかるパワーメーターは、もはやなければ勝負できないと言ってもいいかもしれません。僕自身も今回のトロバラに向けてのトレーニングは出力を中心にメニューを作ってきました。
ふたつ目はビットリア コルサスピード チューブラー
これは本当に良いです!とにかく軽い。220gの重量は微妙なアップダウンやコーナでの立ち上がりの多い鈴鹿サーキットでは最高の武器になりました。まだ使い始めなので対パンク性や耐久性についてはこれからテストしていきますが、決戦用としてはタイムトライアルだけではなく、ロードレースやヒルクライムでも強力な武器になること間違いなしです!
このように、機材ドーピングにより速さを手に入れました!
今年は天気も良く風も比較的穏やかだったので、全体のスピードがあがるだろうと予想されます。上位を狙う金森組は一周のラップタイムを8分30秒を目安と考えていましたが、上方修正して8分20秒前後で距離60kmを平均速度41kmを目標にしました。
今年もトロバラの相棒は山本さんです。この日のために山本さんも、忙しい仕事の合間を縫って厳しいトレーニングと大好きな夜のお酒をからなり減らして、なおかつ体重も減らしてレースに臨みます。
チームベックオンもう一組もがんばります!
前走者たちがドンドンスタートしていき、いよいよスタート、ですが!!カウントダウンも何もないため、スタートなっていることに気づかず、数秒ロスしてしまうイージーミス!ともあれ無事にスタートです。
一周目のラップは8分10秒のオーバーペースのため、それ以降少しペースを落とします。
それ以降も各周回のラップタイムと順位を教えてもらいながら、常に5~7位のあたりをウロウロ。オーバーペースにだけはならないように気を付けてラップを刻みます。
ラスト3週で7位だったことと、まだ脚に余裕があったのでラスト2周でペースを上げます。このペースアップが効いてうまく順位を上げることができ、ゴール時の順位は暫定4位!
このままいけば入賞できるとテンション上がりますが、全員ゴールするまでわかりません!
そして最終結果は6位入賞! 目標としていた入賞を果たすことができました。でもよく見ると5位との差は1秒以内! もう少しで5位になっていたかと思うと悔しい気持ちが出てきました。今年の走りからまだまだタイムは短縮可能ということも分かったので、来年は難しいですが表彰台を目標に頑張りたいと思います。