迷ったら「FENIX SL(フェニックス SL)」!
今回は、大人気のベルギーブランドRIDLEY(リドレー)のフレームをご紹介します。
RIDLEY FENIX SL(リドレー フェニックス SL)
RIDLEYには「FENIX」というミドルクラスのモデルがかねてより存在していましたが、このフレーム、パリ~ルーべなどの過酷なレースでプロ選手が使用しており、ハイエンドキラーとして評価の高いフレームでした。
そのFENIXですが、昨シーズンから「FENIX SL」という新型が実戦投入され、前作と並んで高い評価を受けています。
変更点はそのフレーム重量で、前作に比べて150g以上の軽量化を達成。
また、後ろ三角形には軽量モデルのHELIUM(ヘリウム)を踏襲したデザインを取り入れその快適性にますます磨きがかかっています。
さらにはタイヤサイズは700×28Cまで対応し、レースからツーリング&ロングライドまで使い方を選ばない一台として完成度が高まっています。
さて、RIDLEYというブランドを語るのに欠かせないのが、RIDLEYのサポートを受けアドバイザーにもなっているベルギーのプロチームLOTTO SOUDAL(ロットソーダル)です。
チームにはアンドレ・グライペルという選手が在籍していますが、“ゴリラ”の愛称に違わぬ力強い豪快なスプリントで当代最強のスプリンターの一人です。
2015年のツールドフランスでは、こちらも新型である「NOAH SL」を駆っての区間勝利が記憶に新しいですが、実は第15ステージに限ってはFENX SLを使用していました。
私はゴールスプリントで勝負するべき彼が何故?と思いましたが、長丁場のステージレースも終盤に差し掛かって、“ゴリラ”の本能がパリ~ルーべで実感した、FENIX SLの快適性を求めたのかもしれません。
中盤のアップダウンを経た183kの第15ステージで、圧倒的なスプリントでライバルに差をつけて見事に3勝目をゲットしました。
FENIX SLはヒルクライムからロングライドまで楽しめて、更にはスプリントまでも受け止める、その受け皿の大きさが魅力です。
写真でご紹介した、ブラックレッド、ホワイトブルーについては、店頭で確認いただけます。
4月には日本限定カラーの完成車も登場予定。
本当にコストパフォーマンスの高い自転車求めている方、グレードアップを考えている方におススメです!