CINELLI(チネリ)の超個性的なロードバイク
CINELLI(チネリ)
プロ自転車選手であったチーノ・チネリにより1948年設立されたイタリアのブランドチネリ。「自転車は流行を追う必要はまったくない。あくまでもレースのための機材なのだ」という思想のもと、自転車界を先導する数多くのイタリアンバイクを生み出してきました。一方、デザインに重きをおいた自転車作りをすることにより、より人間的な自転車を作り上げる事にも成功しています。
「ひとつひとつの製品がアイディアを持ち、かつ愉快であること。」この言葉からチネリのスタイルが生まれてゆき、「ひとりひとりが夢の自転車を手に入れること。」という目的地を追い求めています。
このイタリアの名門ブランドの象徴とも言えるスーパーコルサなど名フレームを生み出すチネリの2015年モデルのバイクをご紹介します。
2015 Cinelli SAETTA RADICAL 105MIX 完成車(サエッタ ラディカル105MIX)カレイド
細身のカーボンモデルで流線型のボディが特徴的で、剛性と衝撃吸収性に優れたスローピングフレームが特徴のモデルです。
ヘッドチューブも上下が形とサイズが違いハンドル周りの剛性が強く、直進やコーナリング等に効果があり安心して走ることが出来ます。
こちらは、チネリのミドルグレードのフルカーボンロードバイクで、アップライトのポジションが取り易いフレームです。特に、ロングライドが快適になりそうです。
装着されているコンポーネントもシマノ105。アッセンブルされたパーツはCinelliパーツが多く、ハンドルやステムサドルなど目につくパーツはCinelli製が付いているので機能性はもちろん、デザインが素敵です。
カレイドというデザインのこのモデル。チネリならではの独特なグラフィックのカレイド=万華鏡や美しい形という意味を持つハイセンスなデザイン。走りから、見た目のデザインに至るまでぬかりありません。
初めてのロードバイクとして、アルミバイクからの乗り換えの方まで十分満足出来るオススメフルカーボンロードバイクです。
CINELLI EXPERIENCE 105 11s(チネリ エクスペリエンス 105)
7005トリプルバテッドのアルミを使用「EXPERIENCE(イクスペリエンス)」。シマノ 105を搭載した完成車です。
3種類のカラー展開があります。こちらのバイクも個性的なデザインが目を引きますが、走りはかなり本格的なレーシングバイクです。
レーシング性能だけではなく快適性も配慮し28mm幅タイヤの装着が可能な設計となっている、レーシングジオメトリーのバイクです。
各チューブはトリプルバテッドやテーパー形状とすることで剛性や強度を保ちながらも、余分な重量を削ぎ落とすことで軽量化を図っています。
また、シートチューブはBB周りが太く上に行くに連れて細くなる円錐状とし、シートステーはシートチューブ付近を絞り込み、中央部を扁平形状とすることで振動吸収性を向上させています。
大口径のダウンチューブとチェーンステーは横方向の高い剛性を備えており、ペダリング効率の向上が期待できます。
ヘッドチューブは上1-1/8、下1-1/2インチのテーパーヘッドとなっており、優れたハンドリング性能を実現。
シートポストは振動吸収性の向上と軽量化を図るため27.2mm径。
BBはBSA規格を採用し、ケーブルルーティングも外装となっているためメンテナンス性や耐久性にも優れると同時にトラブルのリスクを軽減。フロントディレイラーはオーソドックスなバンド式でチネリ製のクランプで取付けています。