自転車レースっておもしろい!!
いつも応援ありがとうございます。
コラッジョ川西の下島です。
里親制度を利用してベックオンの店頭でお客様と接していますが、本業は自転車選手なので今日は、最近出場したレースについてお話ししようと思います。
私は自転車選手ですが、様々な競技に出場しています。
レースというとツール・ド・フランスのようなロードレースが有名ですが、7月19日に行われた兵庫県アマチュア選手権(国体選考)で私は3つのトラック・レースに出走しました。
「スプリント」「1KmTT」「ポイントレース」という競技です。
どのようなものかご存じの方は、少ないのではないでしょうか?
今回出走した競技はどれもトラック競技場で行われるトラック・レースと呼ばれるものです。
まず、「スプリント」という競技は2〜4名の競技者が笛の合図とともにスタートし、先着したものを勝者とするレースです。
人間のスプリント持続時間は長くても10数秒間、距離にすると200m程度といわれます。フルパワーを発揮して疾走するシーンが迫力十分なレースです。
選手にとっては目に見えない風圧と呼ばれる空気の壁が立ちはだかります。また先行か追い抜くかによって体力の消耗度も違い、ゴール手前200mぐらいまでは仕掛けのタイミングをめぐって様々な駆け引きが行われます。
ゴール手前の爆発的なスプリント合戦と、それまでの様々な駆け引きがこのレースの見どころとなります。250mトラックの場合、予選は3.5周の最後の200mを計時、本戦は3周で競われます。
スプリント結果 | |
予選TIME 11秒9 | 4位 |
順位決定戦 | 6位 |
続いて、「1kmTT」という競技。ひたすらタイムを求めて走り抜けるスピード種目となります。個々の完走タイムを計測し、その優劣によって順位が決定されます。1kmタイムトライアルの場合、時速にするとなんと50km/h以上のスピードとなります。男子は1km、女子は500mで行われる競技です。
1kmTT結果 | |
1分10秒91 | 4位 |
そして、「ポイントレース」という競技は20名〜30名の選手によって競うもので、成績はレース中に設けられている得点地点(2㎞に近い距離)で与えられる得点の合計で決められます。
(1位通過=5点、2位通過=3点、3位通過=2点、4位通過=1点)その他、周回UPした選手には20点が与えられます。得点合計が同じ場合、ゴール時の着順で優劣がつきます。なお、250m以下のトラックにおいては、中間スプリントは10周ごとに行われます。
ポイントレース 40周 16km結果 | |
27ポイント | 優勝 |
これまで勝ったことの無い「ポイントレース」で優勝することができました。
しかしレース内容は2位と2ポイント差と接戦でした。県予選のレベルでは圧勝するぐらいの力をつけられるようにしなければなりません。
今後この点を課題に練習していきます。
そして去る、7月25日は東京お台場で行われた湾岸クリテリウムクラス1(オープン参加)に参加しました。
この「クリテリウム」というのは、いわゆる『自転車ロードレース』のことになります。他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを何度も周回します。通常のロードレースとの違いは、観客の前を選手が複数回通過するので何度も応援できるのが特徴。平坦でコーナーがキツイコース設定がされることが多いのです。
湾岸クリテリウムクラス1 | |
16周 24km | 2位 |
実はこのレース、去年は学生としてクラス2に出場していました。
今回は一つ上のクラス1カテゴリーということで、どれだけ戦えるか不安と期待が入り混じる中でのレースとなりました。
結果は最終回に一人の逃げを許してしまい、それを追う集団スプリントを取って2位となりました。
逃げを許してしまったのがとても悔しくレース結果には満足できていませんが、得意なスプリントで集団の頭を取れたことだけは収穫でした。
まだまだ展開に結果が左右されることが多いのが実情。しかし、チーム加入当初に比べて少しずつ安定した走りができるようになってきています。
トラックレースやロードレースなど様々なタイプのレースがあり、それぞれに対応していくの事もなかなか大変ですが、この調子で練習を続けようと思えるのも、練習時間や試合スケジュールを考慮してシフトを入れてもらえるベックオンの支えがあるからこそ。
店頭に立つ時間はあまり多くありませんが、これからも明るい接客とレース活動でお客様に貢献していきますのでご声援宜しくお願いします!
レースについての質問なども大歓迎なので、ベックオンで見かけたらお気軽にお声がけください!!