スタッフ野村、イタリア通信<最終回>
Buon giorno!(ボン・ジョルノ)ベックオンスタッフ野村です。
さて、イタリア滞在も折返しを過ぎましたが、いよいよ今回の出張の最大目的、DOLOMITI(ドロミテ)の峠を走破するテストライドが行われました。
ドロミテはロードレースファンにはお馴染みの山岳地帯で、今回のコースは、2012年のジロ・デ・イタリアのチーマ・コッピ(最高標高地点)である、ジアウ峠を含む過酷なものでした。
私のサイクルコンピューターのデータですが、コースプロフィールはこちらから!!
今までに経験したことのない、ハードなヒルクライムでしたが、上りきった達成感と頂上からの絶景は最高の逸品でした。
しかし、急勾配をものともせずに一定のペースでグイグイ上るイタリア人サイクリスト達には脱帽でした。
プロ選手だけでなく、自転車業界全体でのイタリアと日本の格差をまざまざと思い知らされました。
今回の出張では、スポーツや趣味という枠を超えて、“カルチャー”としての自転車とイタリアの空気を体験することができました。