ワールドサイクル&ベックオンカップに行ってきました(レース編)
ワールドサイクル&ベックオンカップには、ロードレースが初めてという方も参加しやすい「C6」というクラスが設定されています。
レースに初めて参加される(程度の)方、C5は2~3回出たことがあるが、まだ集団で走るのは怖いと言う方のクラスです。
このクラスのレースが行われるのは稀なので、レースデビューの方に好評いただいています。
そんな皆さんが安全にレースに臨んでいただけるように、ベックオン金森店長がロードレースに初めて出場する選手たちに向けて「初心者講習会」を開催しました。
自転車歴は30年。日本はもとよりフランスでのロードレース経験もある金森店長とコラッジョ川西のプレイングマネージャーの栂尾代表兼選手と一緒にレクチャーしてくれました。
初めてレースに出場するみなさんが、安全にレースを完走するために必要なことをお伝えしました。
ブレーキのかけかた、ラインのとりかた、集団の中での目線と位置取りなどなど。
おもしろおかしく真面目なお話に、参加者もたのしんで学ぶことができたようです
さてさて、なんといってもこのレースで一番盛り上がるのは、JCFへの競技者登録が必須なC1クラス。競輪選手、登録カテゴリーがプロのライダーが参加することができるカテゴリーで見応えもあります。
このレースに、ベックオンでもお馴染みコラッジョ川西所属の下島選手が出走しました。
下島選手のレポートを交えながらお伝えします!!
今回は前日の土曜日から会場入りをし、その日に開催された全日本学生選手権クリテリウムレースを観戦。
この学生選手権クリテリウムでは、エース橋本選手が体調不良のため不在で本大会2連覇中の鹿屋体育大学が逃げ集団にメンバーを送り込めず、それとは反対に逃げにエースを入れることに成功した朝日大学の秋田選手が優勝するという結果でした。
この展開を見て、日曜日の試合では数的不利な状態を打破するためにも柳瀬選手と2人で序盤の逃げに入り、その後の展開で勝負するという作戦でいきました。
しかし、レース開始直後からエース橋本選手が復調した鹿屋体育大学が力強いチームワークでレースをコントロールし、完全な逃げは決まらないままレースは進んでしまいます。
この状況に上手く適応できず、途中のポイント周回を良い位置で戦うことのできない時間が多くなってしまいました。
そんな中、鹿屋体育大学のトレインに入り一度だけポイント周回を3着で通過することに成功しました。
そこからはリズムを掴み始め、結局逃げは決めることができませんでしたが最終ゴールまで走り切ることができました。
そしてレース後自分でも気づかなかったのですが、最終ゴールスプリントで途中ポイントが同点のC1選手を捲っていて、カテゴリー別で優勝することができていました。
暑い中、最後まで声援を送って頂いた皆様本当にありがとうございました。
次回は全体で優勝できるように日々努力して行きますので、ご声援の程よろしくお願い致します。
下島選手、C1クラスでの優勝おめでとうございます!!
優勝したとはいえ不完全燃焼のレースとなってしまったようです。
C1レースはさすが、平均速度も速く観客の皆さんからも「すごーい。自転車ってこんなに速いんだ」と驚きの声が上がっていました。