ERGONグリップに変えてみませんか?
ドイツのコブレンツに本拠地を置くERGON(エルゴン)社。その名のとおりエルゴノミクスデザイン(※1)のグリップが有名です。
今日は新しくなったエルゴンのグリップをご紹介します。
※1エルゴノミックデザインとは、人間工学(エルゴノミクス)に基づき、人がより自然に・無理なく・効率的に扱えるよう最適化された設計・意匠・デザインのこと。
ERGON GS1-L
コンパウンドを改良し、握りやすいように縮小された親指回りと、路面の状況を正確に伝えつつ優れた衝撃吸収性能を発揮する掌部分で、パフォーマンス性と快適性を最適なバランスで実現しています。
GS2-S
こちらは、GS1にエンドバーがついたモデルです。
その他、GS1(エンドバーなし)、GS2(エンドバーSつき)、GS3(エンドバーLつき)のそれぞれグリップの太さの小さいものと大きいものの2種類用意されています。
円筒形のグリップを使用している方、今のものとの違いを体感してください。指と掌で実に複雑なカタチを形成しています。
さて、今回はGS2グリップを2010年度製のBIANCHI CAMALEONTE-5につけてみました。
もともと良い感じのこんなグリップがついていたのですが激しい使用のせいで、滑り止めの溝がすり切れてなくなっています。
裏面をみてみると溝が残っていますね。もとはこんな感じの溝がついていたんですね。
そして、なんといっても経年劣化のせいでゴムがべとべと、ねちゃねちゃになってしまっています。もう触るのもちょっと気持ち悪い・・・・・・
そこで今回、心機一転エルゴンGS2グリップにチェンジ!! あたらしいグリップになって気持ちが良くなりました。
こんな感じで掌を乗せることができます。円筒形のグリップでは支えが”点”になるのに対してこのグリップは”面”で支えてくれるので安定します。
そして、エンドバーがあることによって手を置く場所の選択肢が増えるので、ロングライドなどでは姿勢を少し変えることができ楽になります。
使用してみた感想は、グリップの硬さも絶妙で握りがとっても気持ちが良いという事です。以前のグリップはちょっと柔らか目でした。でもこのぐらいの硬さの方が疲れにくいなと感じます。また、以前のグリップはかなり大き目のでしたが、このぐらいコンパクトなほうが手になじんでしっくりきます。
なんといってもべとべとのグリップからようやく解放されてウレシイ限り。
ベックオンのお客様でも点検にいらっしゃるバイクのグリップがかなり劣化していて、べとべとグリップの方をお見受けすることがあります。
是非エルゴングリップを使ってみてください。握り心地に感動するはず!!
グリップは消耗品です。気持ちよくライドするためにも痛んできたら交換しましょう。