TEAM skyが採用したことで話題のパワーメーター「STAGES」とぺダリングモニター
いよいよ日本でも、ツールドフランスを制したC・フルームやB・ウィギンス率いるTEAM sky(チームスカイ)が採用したことで話題のパワーメーター「STAGES(ステージズ)」が本格的に輸入されることとなりました。
パワーメーター市場は熾烈な市場争いになることは間違いなく、ユーザーであるお客様にとっては選択肢の幅が広くなりうれしくも悩ましい状態になってきましたね。
そもそも、パワーメーターとは
人がペダルによって自転車に与えた動力を表示する計器のことで、動力計(パワーメーター)と呼ばれています。時間や距離と共に変化する動力は計器に記憶されるので、パソコンに取り込んで分析することができたり、左右の脚の動力の違いなどを分析することなどが可能です。
元々は、プロの競技者のパワー訓練の道具として使われていますが、価格が安くなり一般のサイクリストでもその恩恵を受けられるようになってきました。
動力(パワー)と心拍数は相関関係がありますが、心拍数は内的条件(体調、睡眠、ケイデンスなど)および外的条件(気温、湿度、坂、風など)の影響を受けるのに対し、動力計は条件にかかわらず動力を瞬時に正確に表してくれるという特徴があります。
これからのパワーメーターの市場は一時の心拍計がそうであったように、高機能なハイエンドモデルと簡易的なコストパフォーマンスモデルの二極化されていくことが予想されます。 これからのパワーメーターの人気を二分するであろう2機種を紹介していきます。
先ずは上記でもご紹介し新入荷してきた、
STAGES
STAGES特長はわずか20gという超軽量なうえに、取り付けもクランクの左側を付け替えるだけという、シマノ製だったら5分もかからない手軽さ。
しかし、その測定精度は誤差±2%(100w/90rpm)という精度の高さに驚きです。
またSTAGESはBluetooth SMART規格にも対応しているため、iPhoneやアンドロイドで専用アプリをダウンロードしていただければスマートフォンをモニターとしてお使いいただくことができます。(一部Ant+対応のCATEYEやGARMINなどのサイクルコンピューターにもデーター反映できます。スタッフまでお問い合わせください。)
またSTAGESはラインナップの豊富さも魅力で、9000系デュラエースや6800系アルテグラ 5800系105は当然ながら、7900系、6700系、5700系、デュラトラック、FSA、スラムetc・・・など。
低価格ながら高性能なハイパフォーマンスなSTAGES要注目パーツです。
現在、ベックオンではこの「STAGES」を体験していただくことができます。
スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
自分のぺダリングのワット数なんて考えてみたことがない、というみなさんに是非体験していただきたいですね。
そして現在パワーメーターといえばご存知
パイオニア ペダリングモニター
実走中のぺダリングスキルが確認できるという今までにない画期的なパワーメーターは、あっ!という間に広まりシェアを大きく広げました。
一般の方のペダリング効率は40%程度で何もわからずにペダリングしていると、せっかく筋肉が捻出したパワーの半分以上も損していると言われています。
UCIプロチーム・チーム ユーロップカー(TEAM EUROPCAR)の新城幸也選手のぺダリング効率はなんと80%である、とパイオニアの開発担当者からお伺いしました。
基本は出力W(ワット)数が第一ですが、同じ出力を出すのであれば効率は良いことにこしたことはありません。
単純に考えると仮に筋肉が1000w捻出したとしてペダリング効率40%では400wしか出ていないのに対し、80%では800w出せることになり、筋肉の仕事量は同じ力なのに出力は倍違うことになります。
ペダリングモニターだとそういったことも簡単に可視化できるようになります。
アップデートでシマノDi2と連動もできるようになり、今使用しているギアがわかるだけでなく、ペダリングモニターユーザー専用トレーニング解析ページのシクロスフィアにて、どこでどのギアを使用したかがわかるようになり、自分にとってより効率の良い走りを模索し、見つけ出すことが可能となりました。
速くなりたいとトレーニングをしているが伸びが止まってしまったという方、ロングライドでもっと遠くまで距離を伸ばしたいという方やヒルクライムなどをもっと楽にこなしたいなどのお悩みのある方、一度ご自身のぺダリングについて見直してみてください。
ロスしていた自分の力を、前に進む推進力に変換していきましょう。
ハイコストパフォーマンスな「STAGES」と高機能な「ペダリングモニター」この2機種はこれから目が離せない存在となるでしょう!