オルベアのエントリーバイク ORBEA AVAN HYDRO
スペインバスク地方にて1840年に創業したオルベア。元々は銃器メーカーだったのですが、スペイン内戦後に自転車製造業に業態を変更したそうです。ヨーロッパ最大規模の総合自転車メーカーであり、1970年代からプロサイクリングチームへの機材供給を行なっています。
ロードバイク、マウンテンバイクの開発だけでなく、カーボンフレームの研究開発も積極的に行っています。
北京オリンピックの男子個人ロードレースでは、スペイン代表のサムエル・サンチェスがオルベアのORCA(オルカ)で優勝しました。(以前、ベックオンにサンチェス実車を展示していました)
同じく、マウンテンバイク競技でも、オルベアのALMA(アルマ)で、フランス代表のジュリアン・アプサロンが金メダル、同じくフランス代表のジャン=クリストフ・ペローが銀メダルを獲得しています。
歴史と実績をもつオルベアのバイクをご紹介します。
ORBEA AVAN HYDRO(オルベア アヴァン ハイドロ)
アルミのイメージを覆す快適な乗り心地
カラー:ホワイトレッド
このアヴァンは、昨シーズンに誕生したばかりの新しいシリーズ。
ロードバイクの人気が高まるにつれて、レースや他人との順位やタイムを競う本来の使い方とは別に、より遠くへ、快適に走行したい方も多く、ロングライドに対してのニーズが多くなってきています。
そうした声に応えるべく、オルベアが満を持して投入したのがこのアヴァンです。
昨年末、アヴァンのカーボンモデルが発表されたのですが、瞬く間に完売。
そこで、来シーズンから投入予定だったこのアルミモデルが日本市場に先行上陸することとなったそうです。
フレームの素材が異なるとはいえ、リラックスした乗車姿勢を目的としたジオメトリーはカーボンモデルと共通であり、またマッドガードが追加できる作りも同じです。
トリプルバテッドのアルミパイプをハイドロフォーミング(液圧成型)によって有機的に加工しており、流行のマット系カラーとの相乗効果で、グレードを超えた存在感を漂わせています。特にこのホワイトレッドはマットな質感の価格以上の高級な仕上がり。
コンポは9速のソラ、ホイール は本スポークのJIS組オリジナルで、お手頃価格ですが長く楽しめる一台です。