スタッフおススメバイク、GARNEAU GENNIX E1
今日ご紹介するバイクは、
GARNEAU(ガノー)
カナダに拠点を置くスポーツ用品メーカーで、特に自転車用品の品揃えが充実していることで知られています。よく名前を耳にするLouis Garneau(ルイガノ)は比較的低価格でカジュアル(街乗り)向きな自転車のブランドで、今回紹介するGarneau(ガノー)はスポーツ(競技)向きの本格派。ルイガノはこの二つのブランドで商品展開されています。
2015 GARNEAU GENNIX E1(ガノウ ジェニックス)
この「GENNIX E1」はコンフォート系のカーボンロードバイクでロングライド向けモデルとして位置づけられており、アップライトなジオメトリーと縦方向の柔軟性を追求した設計によって快適性を追求したバイクです。
ヘッドチューブは、長時間の前傾姿勢に耐えられるアップライトなポジショニングを実現するために長めの設計で、ロングライドを快適に、かつ安全に行えるようになっています。
レーシングモデルであるGENNIX R1のSサイズとの比較で25mm延長されているホイールベースのおかげで、直進安定性が向上ています。
素材は縦にしなやかなハイストレングスカーボンファイバーを採用し、柔軟性を最大化するカーボンレイアップを行っています。
一方で、硬いインターミディエイト・モジュールファイバーも一部に採用することで、パワー伝達効率とハンドリングを向上させる横剛性を確保。
剛性をあげるためにオーバーサイズ化されたフォーククラウンや、エアロダイナミクスを考慮して専用設計とされたフロントフォーク、機械式/電動式の両方に対応する内蔵ケーブル、プレスフィットBBの採用で拡大されたチェーンステーとの接合面など設計などさまざまな局面を考慮した設計となっています。
特徴あるフレームである「GENNIX E1」ですが、ベックオンのスタッフが半年ほど使用したインプレッションを紹介していきます。
GARNEAU GENNIX E1
サイズ XS 身長 158㎝
GARNEAU GENNIX E1に乗って、以下のようなことを感じました。
- 軽くて平坦な道では、BB部分に踏ん張りがあり、力が逃げにくいため力が伝わりやすく加速がしやすい。
- 向かい風では、エアロ形状の特性を活かしてスピードを落とすことなく走行できる。
- エアロ形状の特性を持つにも関わらず、横風にも強くフラフラせず安定したライディングが可能である。
- 下り坂が苦手な私ですが、フレーム剛性があるため安定感があり安心して下ることができる。
- 100km以上のライド、100km未満の強度の高いライドでも長めのヘッドチューブのおかげで、肩や首へのストレスが少ない。
特にロングライドとなると長い道すがら、条件の異なる道を走行することになります。
このような特長のバイクだと、様々な状況に柔軟に対応してくれるので快適に走ることができることを実感しています。
また、2014年宮島パワートライアスロン(SWIM:2.5km、BIKE:55kmバイクコースはアップダウンが多いコース、RUN:20km)にこのバイクで参加しました。
この時は納車直後ということもあり、あまり乗りこなすことができずにレースに出場となりました。
練習不足もたたり、登坂は苦戦しGARNEAU GENNIX E1の良さをあまり実感することはできませんでしたが、それでもペダリングの力が伝わりやすいこと、下りでの安定感があること、肩や首へのストレスが少ないこともあり、バイクでのダメージが思ったよりも少なかったようです。
そのあとのランの走り出しが軽く思ったよりもペースダウンすることなく走りきることができました。
今後も、サイクルレースやトライアスロンロングレースでどんどん使用してみたいと思います。
来年もミドル・ショートのトライアスロンレースで使用して、みなさまに良い報告とバイクのインプレッションをお伝えしたいと思います!
ベックオンでは、
2015 GARNEAU GENNIX E1のご予約承っています。
コンフォート系のカーボンロードバイクをお探しのみなさま、おすすめですよ。