SHIMANO 5700系105が狙い目だ!!
RIDLEY FENIX(リドレー フェニックス)
石畳のクラシックレースでもプロが認めたハイブリッドオールラウンドフレーム
1990年にベルギーで誕生したリドレーは、アルミフレームの時代にその高い技術力で、国内外で広く認知されるメジャーブランドとなりました。美しい塗装でも知られ、品質管理とアートな面を大切にするため、ベルギーで塗ることをコンセプトの1つとしています。フェニックスは石畳のクラシックレースで、アンドレ・グライペルも使用したプロ機材として実績のあるカーボンフレームでコストパフォーマンスの高さはぴかイチ。
リドレーのなかでは中級グレードですが、石畳のクラシックレースでロット・ベリソルの選手達も使用するプロレベルハイブリットフレームです。
フレームには石畳の模様がデザインとして上手く調和しながら入っていてカッコイイ。
フレームは固く安定感があり、ブレたり、しなったりせずに走ります。
極端に太いパイプではないですが、思いっ切りバイクを振ってもしなりはほぼ感じないほどしっかりしています。
軽量系のバイクではないので、発進加速にやや重さが感じられたり、上りでの「軽やかなダンシング」とは違う感じですが、パワフルなライダーが乗って満足できるバイクといえます。
荒れた路面では、リアセクションがよく働いてバイクが跳ねる不安を出さずに、安定してペダリングができてリドレーの上位機種「NOAH」とも違う乗り味です。
名車として名高いDAMOCLESからのフィードバックによる「エッジチュービング」を採用。迫力のあるエクステリアは圧巻です。
こちらは、コンポーネントがSHIMANO5700系105が装備されています。
色違いのフレームもあります。
ダウンチューブはヘッドチューブ側の接合部を縦に、BB側の接合部は横へ変形させ接合部分を増やすことにより剛性を上げ、各部分にかかる力を推進力に変換してくれます。
ヘッドチューブには上側1-1/8、下側1-1/2インチの上下異径のヘッドパーツを採用しハンドリング性能を向上させ、さらには剛性強化によりブレーキングによるたわみも抑えることにより、高い制動力を実現しています。
根元付近でベントされたフロントフォークはパヴェ等の荒れた路面でも振動を吸収しよりスムーズな走行を可能にしてくれます。
ボリュームのあるヘッドチューブ、ダウンチューブ、トップチューブのフロントセクションに対し、リアセクションはHELIUMからのフィードバックによるシートステーを採用。
中央部分を横方向に薄く扁平加工させることで振動吸収を向上させています。高剛性でありながら振動吸収性を見事に融合させたオールラウンドフレームです。