寒い冬は、夏と比較して発汗量が少なく感じるため、脱水に気づきにくいです。

しかし、汗を感じなくても水分は身体から出て行きます。

また運動時は、酸素摂取量の増加に伴い体温上昇しますが、身体は汗をかくことで体温を維持しています。

水分が不足する（脱水状態）　→　汗がかけない　→　体温が上昇　→　体が十分機能しなくなる（熱中症など）

冬季は湿度が低く乾燥しているため、身体から見えない汗（不感蒸泄：皮膚や呼気からの損失）による水分損失量が多くなっているため、冬でも十分な水分補給は必要となります。

1日の水分損失量の内訳

1. 不感蒸泄（見えない汗：皮膚や呼気からの損失）0.9L
2. 尿　1.5L
3. 糞便　0.1L

合計2.5L+体温調節のための発汗となります。

特に冬場に脱水しやすい理由

1. 湿度が低く空気が乾燥していることから不感蒸泄が多くなり、運動量が増加すると呼吸による呼気量が増加するため水分損失量が増加
2. 寒い中では、口の渇きを感じにくく水分摂取に対する意識も低いため、水分摂取量が減少
3. 寒さによる利尿作用により、尿量が増加し体水分が失われる
4. 服装によっては熱を放散させにくく、体温調整の為に発汗が起きる（発汗量には運動強度、着衣量、温度が関係する）

冬の脱水予防対策

1. ノンカフェインの飲み物がおススメ！…カフェインには利尿作用があり、摂取した水分が排出されるため
2. 飲料だけに頼らず、果物・野菜・汁物などで水分を摂取することで、食事からも自然と水分が摂れる。
3. できれば、室内では湿度を最適な50～60％前後にキープする…不感蒸泄を増やさないため、加湿器や植物を置いて調節する。

女性のみなさん！空気の乾燥による脱水で、お肌の乾燥もしやすくなります（＾＾；）

冬も潤ったみずみずしい身体で、レースやサイクリングを楽しんでくださいね☆☆

練習やレース、サイクリングにおススメのCCDドリンク！

低浸透圧に調整されたスポーツドリンクです。低浸透圧であるため運動中に胃から腸への水分移行が早く、負担が少ないことが特徴です。

水分補給に加えエネルギー補給も可能であり、幅広く使用できます（＾ー＾）

練習やレース、サイクリング中に補給を上手に行うことで、次の日の疲労感も違います。

一度、試してみてはいかがでしょうか？