とさにっき~ブルべに参加してきました

2月の一週目は立春、暦の上ではもう春とはいうものの、まだまだ寒い日が続いていました。
そんな時期にオダックス近畿が四国で開催する、2月9日、10日、11日と3日間連続して行われるブルベ・通称「とさにっき」にベックオンスタッフ野村が参加してきました。

3日間で走破した距離は800km。雨に降られたり、寒さに震えたり、グルメあり、と今回も一筋縄ではいかなかったものの、何とか無事に完走する事が出来たようです。
今回のブログでは3日間の出来事を詳しくご案内します。

とさにっき 1日目

「とさにっき」を完走するには「徳島~高知まで室戸岬を経由する200km」「高知をスタートして、足摺岬までの海岸と内陸部を走って高知に帰ってくる400km」そして、「高知から徳島に戻る200km」3つのブルベを連続して走り切らなければいけません
完走するためのポイントは、2日目の400kmを速く、かつ身体に負担をかけずにゴールする事、です。
最後の200kmのブルベのスタートは2日目のスタートの24時間後です。という事は400kmを20時間以内でゴールしないと仮眠すら取れないかもしれないし、制限時間ギリギリのペースでは、そもそもスタート時間に間に合わずに3日目はDNS(do not start)が確定します。
今回は昨年の極寒の中で行われた「とさにっき」を完走した”達人”の計画を参考に、高知県のゴール、スタート受付の近くで宿を2泊確保して、徳島~高知の200kmは必要な物資を積載して走り、400kmは荷物やカバンは宿に保管して身軽に走る作戦に。
走力だけでなく、装備や計画など入念な準備など、経験と分析力が試されるブルベです。(私は人の計画を真似ただけですが…)

ちょうど日本列島を今年最強の寒波が覆っていたものの、幸い今回走行する四国の南部への影響は緩やかで、寒さはあるものの降雪や凍結の心配はなさそう。
今回のブルベでは、元プロロードレーサーにして、引退後はブルベにも積極的に参加されている三船雅彦さんと、近畿を中心に難コースを圧倒的な走力でねじ伏せているYさんと同行する事に
ブルベでは、第三者のサポートを受ける事は禁じられていますが、参加者同士の助け合いは認められており、1日目は3人で先頭交代を繰り返しながら、程よい?ペースで走行する事ができました。

室戸岬で天気予報とおり雨雲が空を覆い始め、気が付けばまとまった雨が降るようになりました。
この日は、三船監督(ブルベの一週間前はシクロクロスの日本代表監督としてデンマークの世界選手権に参加されていました)の指示のもと、無理をせずにバス停で雨雲をやり過ごしたり、道の駅でのんびり昼食をとったりなど、ツーリングを楽しみながら無事にゴール。

ラーメン屋さんで早めの晩御飯を摂った後は、明日に備えて自転車から荷物を取り外して、雨で濡れたシューズにはフロントで分けてもらった古新聞を突っ込んで、明日の朝に万全のスタートが切れるように準備をして就寝。


ここまではびっくりするくらい予定通り。
明日はどうなる事やら…。

とさにっき 2日目

三船さんは今年の夏に開催されるPBP(パリ~ブレスト~パリ)に向けて、この400kmを完走する、というのが今回の遠征の目的との事です。
もちろん単独でもあっという間に完走は出来るのだけれど、何となく気分だけでもPBPに向けてアシスト?が出来ればと、心の中で私は勝手に気分を盛り上げていました(笑)。
朝ご飯はすき家であっさりと済ませると、隣のテーブルの三船さんと一緒にお会計をしてしまったので、「ゴールした後に返しますよ」と軽く見得をきってみたものの、同じペースでゴールできるかどうかはヽ(~~~ )ノ

不安も入り混じって中でスタートした二日目は、タイム狙いか、自分たちのように3日間連続参戦で3日目のスタートまでに睡眠時間を稼ぐための”ファーストラン”狙いなのか、走れるな!という方たちと自然にグループが形成される。

2日目は昨日と同じ3人組に加えて、道中で別の参加者やグループを吸収・離脱を繰り返しながらの道中でした。
今回の道中で苦楽を共にしたランドヌール(自転車の旅人・ブルベをする人)達は、それぞれ単独でも十分に完走できる実力をもっていたはずですが、一人より二人、二人より三人で走った方が負担が少なく、より速いペースで完走できるのは間違いありません。

200㎞を過ぎた時点でまだまだ日は明るく、足摺岬ではお腹がすいたところで、時間に余裕があるし、お昼ご飯でも食べてしまうか?という流れになって、時間に追われてはいたものの、ゆっくりとランチを楽しむ事ができました。

かつおめし丼!

折り返し地点を過ぎた後は、何となくこのまま同時にゴールに向かうんだろうな…という連帯意識をもつランドヌール達とグループが形成されました。
少しでも楽に早く帰って、睡眠時間を確保したい!というのが全員の願いでしょうか?
即席チームながら、距離を重ねるごとに自然と強まる連帯感(笑)。
流石に平均時速25㎞をキープできるスペシャリストばかりなので、日没後のライドも危なげなくクリアーして、結果的に全員が16時間を切る好タイムでゴールする事ができました。

個人的に、ブルベの中で400kmという距離は、最も”解答”を導き出すのに苦労する距離であると考えています。
コース、体力次第ですが、ゴール時間は20時間~26時間になるケースが多いでしょう。
20時間もサイクリングをしていれば、眠気に襲われても当然です。
カフェインなどで眠気対策をとるか、時間の余裕が出来るくらいハイペースで走って、仮眠をとるか、作戦と走力の両方が伴っていないと完走は難しいでしょう。
今回は前述の仲間たちのおかげで、眠たくなる前に、ライトやサイコンのバッテリーも気にすることなく完走する事ができました。
自転車も宿泊先にカバンや着替えなどを保管して、ライドに必要なものだけでを装備していたので、昨日より楽にペースを維持する事ができました。
より遠くに、速く移動するには最低限の装備をコンパクトにまとめる事が大切という事を改めて実感です。


なお、ゴールのコンビニエンスストアのイートインで三船さんから「晩御飯はどうする?」と聞かれたので、「すき家で!」と即答して、朝ご飯の借りを返したのは言うまでもありません(๑• ̀д•́ )

とさにっき 3日目

前日は予想以上に早くゴールしたので、日付が変わる前にはベッドに潜り込む事ができました。(むしろ完走した後の興奮が冷めずに寝つきが悪かったくらいでした…)
そんな中で迎えた最終日の天気は雨。

予想はしていたけれど、最終日にこんな天気とは…。スタートの受付をした後は、昨日の仲間たちと近くのコンビニエンスストアで飲み物を片手に少しでも小降りにならないかなぁと、外を眺める事30分程。

とはいうものの、翌日からはいつも通り出勤しなければならないので、意を決して走り出します。
雨が止むまでの間は適度に距離を保ちながら、各々のペースでゴール地点である徳島を目指す事になりました。
雨で景色はあまり期待できないし、そもそも1日目のルートを逆に辿るだけなので、あまりワクワクする要素がありません。
「とさにっき」を完走する事と、ゴールしたあとの徳島ラーメンがモチベーションでした(笑)
結局136km過ぎのPC2までは、しとしとと雨に降られ続ける事に。
ここまでしっかりと雨に降られるなら、フェンダーを用意しておけばよかったと後悔。
今回のブルベでは、事前に用意したアイテムがことごとく作戦とおりにハマりましたが、折り畳み式の簡易なものでも良いのでフェンダーもあれば、ウェアへの泥はね、バイクの汚れが防げたはずです。
これだけが唯一の心残りでした。
こうなったら最後の手段はスピードも控えめにして、大人しく走って路面からの跳ね上げを抑えるしかありません。
ただただ耐えるブルベが続きます。

徳島県に入った頃にようやく晴れ間が見えだして、再度三船さん、Yさんと私で3人のグループを形成したあとは、ゴールの徳島市街地まで快走。
のんびりと時間を潰したものの、終わってみれば10時間もかからずに終了、とさにっきを完走する事ができました。
今回は単独で走行する事がほとんどなく、楽(ラク)というよりも楽しませてもらったブルベでした
同行させていただいたお二方には感謝です。
天気が悪くても、疲れていても、自転車と道がある限り、ただひたすら走る。
そのことの意味と色々なことを考えさせられるブルベでした。

次回のブログではブルベで活躍してくれたグッズの紹介やブルベでの走り方、注意事項を紹介しますので、お楽しみに。

 

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