ベックオンオリジナル、DEROSA NeoPRIMATO
DEROSA NeoPRIMATO(デローザ ネオプリマート)
Ugo De Rosa & Figli( ウーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ)社はイタリアの名門ロードバイクメーカー。通称、デローザ。
Ugo De Rosaがミラノの小さな工房で自転車を作り始めた64年前、多くの苦労や苦悩を抱えるなかで、駆け出しのビルダーを支えたのは、何よりもUgo自身の自転車に対する情熱でした。
NeoPRIMATOは、その時代にUgoが得た知識や培った技術をベースに作られたフレームであり、その存在はUgoの自転車に対する情熱そのものです。
それゆえDE ROSAはこのモデルに敬意を払い、スチールフレームの礎として作り続けられている特別なものなのです。
今回は、この往年の名フレームとしてカタログに載り続けるクロモリフレームがベックオンオリジナル完成車になりました。
フレームのオレンジがとても美しく映える一台となりました。
アッセンブルしたのは、DEROSAと同じイタリアのCampagnolo(カンパニョーロ)「CENTAUR(ケンタウル)」。
カラーはシルバーをチョイスし、バイクの雰囲気を壊さないようにしています。
また、VISIONの銀輪ホイール(TriMaxトライマックス)を装着することによって、より統一感のある上品な仕上がりになりました。
ステムやハンドルなど細かいパーツもシルバーで高級感があります。
伝統のクロモリフレームバイクの美しいスタイル、柔らかく繊細な乗り味を活かして完成車にまとめました。
NeoPRIMATOは30mmという細身のパイプで構成されています。
繊細な仕上げのラグ、そして、なにより伸びやかなホリゾンタルフレームが大きな魅力です。
もっともNeoPRIMATOのコンセプトは純粋なレーシングフレームと謳われています。
Ugo直伝、溶接時の残留応力を一切感じさせない熟練の技術が生きるNeoPRIMATO。しかしきれいにしなってきれいに戻る絶妙のウイップ感によって、実重量を思わせない程、軽く滑らかに進みます。
一生もののクロモリのバイクを手に入れたいと思っている方に。