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過酷なライドにチャレンジ!『SR600四国山脈』

ブルベ三昧の生活を送っているベックオンスタッフ野村です。今回もブルベについてレポートいたします。

先月の事になりますが、SR600四国山脈にチャレンジしてきました。

SR600とは、距離は600kmで、獲得標高が10,000m以上のコースを走るブルベです。通常のブルベと異なり、コースは常設コースで、出発の日時は参加者が自由に設定する事ができますが、PC(チェックポイント)であってもサポートは不可であり、自己完結の精神が強く求められます。日本では日本アルプス、富士、北関東と3つのコースに加えて、今年から四国で山間部を巡るコース「SR600四国山脈」が新設されました。
その獲得標高は14,827m。関西で比較すると、六甲山を16往復するのと同じくらいです。ここまでくると、平地は殆ど無く、上るか下るかしかありません。加えて、補給箇所が少なく、路面も良好とは言い難いので、入念な計画と準備が必要です。

今回の走行データは次の通りです。
ポラールのデータ

今回は2回のナイトライドを経てゴールへ向かいましたが、その際の前照灯はMOONのSTORMを常時点灯で使用。

ダウンヒル以外ではこれ一つで十分視界を確保する事ができました。交換式のバッテリーを上位モデルのSTORM PROのものに換装しているので、光量を12時間持続できるのはナイトライドの強い味方です。

その他にも、ロングライドに向けて自転車を少しずつカスタムしています。
変速は当初はシマノのメカニカルを使用していましたが、SRAMのRED eTAPに変更しました。

軽いタッチで変速が出来るのは、ロングライドにおいてもストレスを軽減してくれるので、効果は抜群です。
また、ハンドル根元に変速スイッチ(Blips)を取り付けているので、リラックスした姿勢でも変速が出来るのも魅力です。レーシングユースだけでなく、どんなユーザーでもそのメリットを享受できるでしょう。

足周りは、前後輪ともにスポーク32本で耐久性を重視して仕上げた手組みホイールに、タイヤはコンチネンタルグランプリ4シーズン。幸いパンクにも見舞われず、頑丈なホイールは完走後も1ミリの振れも出ていませんでした。
コンプリートホイールと違い、用途やライダーの好みに合わせてチューニングできるのが、手組みホイールの強みです。

また、今回の走行中にいちばん心を砕いたのは、ペースの管理です。POLARのサイクルコンピューター、V650でどれくらい頑張っているか?使っているギアは適切なのか?をモニターしながら走っていました。600km、55時間という時間の中で、ペダルを回し続けながらも、常に頭の中では状況を整理して、自分をコントロールしながら走行していました。


計画と準備をして、それがうまく当てはまった時はパズルを解けたような快感がありますし、実際には予定通りにはいかない難しさもあります。それをどう攻略するか、窮地に立たされた時ほど、サイクリストとして真価が問われます。なかなか日常生活では経験できない非日常のチャレンジ。苦労してゴールした時の達成感もひとしおです。

ここまで過酷でなくても、みなさんも身近な目標にチャレンジをしてみてください。困った事があればアドバイスしますので、ぜひお問合せください。

道中の詳しい様子については、下に個人的なレポートを掲載しますので、時間に余裕のある方はご覧下さい。

 

その1

その2

その3

その4

その5

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