2017 Randonneurs Tokyo Fleche !ランドヌ トウキョー フレッシュ!
ランドヌ東京が主催するフレッシュ「2017 Randonneurs Tokyo Fleche !」に参加してきました。
4月に参加したAR日本橋に続いて、2カ月連続でのフレッシュの参加です。
今回はチームのメンバーの走力を考慮し、とにかく
負担の少ないルートを作成して、何とか認定がとれれば(>人<*)、という作戦で挑みました。
スタート地点は松阪。午前5時に出発して、交通量の少ない時間帯に、名古屋など市街地を通過して浜名湖、御前崎を目指します。焼津、清水と深夜の港町を通過し、最後は静岡県の東の端、三島から箱根を目指す直前で24時間で360kmのゴール地点を迎えるとういう計画でした。御前崎までの海岸沿いの走行で、いかに時間を稼げるかがこのルートのキモでしょうか。
ゴールデンウィークという事で、私以外のメンバーは夕方にはホテルにチェックインして、晩餐を楽しんだようです。(これから先はゆっくり食事なんてできませんからね(= ̄∇ ̄=) )
今回は女性メンバーも含んでいるため、適度に休憩を挟みつつ、程よいペースを維持、常に時間を意識しながら走り続けました。名古屋の市街地も危なげなくクリアーしましたが、PC1の直前でM野さんがまさかのパンク。
幸いタイヤにダメージは無かったので、サクッと修理をしてロスは最小限に抑えます。
ギリギリのペース、これ以上トラブルがあれば早くも黄色信号が灯るところですが、ここでN川さんがペダルを踏み外して、痛恨の転倒。幸い大きな怪我は無かったのですが、前輪のリムが凹んでしまいました。
途中離脱やリタイアも考えましたが、前輪の様子を見ながら続行することにしました。
フレッシュでは最後の2時間で25km以上を移動しなければならない、というルールがあり、22時間目に予定しているコンビニに午前3時に到達しなければいけません。時間に間に合うようにするのはもちろん、ペースが速すぎてもいけません。
私は時間と平均速度を計算しながら淡々とメンバーを引っ張り続けます。
夕方から夜中にかけて一時的に天気が崩れたものの、うまく晩御飯の休憩をとって、ダメージは最小限に抑える事ができました。
真っ暗な海岸沿いを走るのは心許ないですが、仲間がいれば寧ろ気分は盛り上がります!
御前崎では予定とおりの快走で時間にも余裕ができ、深夜のファミリーレストランですこし休む事に。
そのあとは、22時間目に予定していたPCにギリギリの到着(;´∀`)。
ここからがフレッシュのクライマックス。最後の2時間の始まります。今回のルートは当初作成したルートに修正があったため、22時間目の次のPCが358km地点。フレッシュ認定の360kmにあと2km足りません。
PCでチェックを受けた後は頑張って2km以上(メンバーには直前まで知らせていませんでしたが、ここが実は箱根の登りという驚愕の事実(;^ν^))
PCを出発した時には残り10分間!苦しそうに走るメンバーを鼓舞しつつ、私は360kmの到達点の撮影ポイントを確保。本当にギリギリでしたが、何とか全員で360km完走する事ができました!
フレッシュでは、ゴール受付である「ナイスプレイス」に集合した参加者が懇親会を行うことになっています。
ランドヌ東京のフレッシュでは、居酒屋さんで懇親会が行われました。
500km近くを走行してきたチームや、国道最高到達点である、渋峠からスタートしたチームなど、個性あふれるロングライダー達の宴は大変な盛り上がりでした。
極め付けは、イザベラ・バード ヘブン・ウィーク※を完走してから福島‐東京のルートでフレッシュを完走したという、俄かには信じられないチームもありました。
※ゴールデンウィークはヘブン・ウィークと呼ばれ、ロングライド愛好者の間では、九州一周や日本縦断など普段ではできないような企画が催されています。
今年は、女性旅行家、イザベラ・バードの東北地方の足跡をたどる、300km、400km、200km、600kmというブルベが開催されていました。
1週間で1,900kmはやり過ぎ?かと思いますが、それぞれのペースや可能な範囲でロングライドにチャレンジして見るのも楽しいと思いますよ!
フレッシュのように仲間がいればなおさらですね。
ロングライドには、機材のチェックや便利なアイテムまで、事前の準備が大切です、ベックオンでは様々なノウハウをご案内しますので、ぜひご相談ください。
今回の走行データはコチラ→ポラールのデータ