試乗もできる!? DOGMA F10!
PINARELLO DOGMA F10(ピナレロ ドグマ F10)
今年の1月に突如発表された、ピナレロのフラッグマシンDOGMA F8の後継機「DOGMA F10」。
「より強く、軽く、そしてエアロに」を突き詰め、性能の向上が図られています。
F8と比べ6.3%軽量化しつつ+7%の剛性強化に成功。フロントフォーク先端に設けられた乱流を抑えるフィン状のフォークフラップ等による空力性能向上も大いに図られ、F8に対して-12.6%もの空力低減を成し遂げているということです!
ついにベックオンにもやってきた「DOGMA F10」今回到着したカラーは「Black LAVA」。ピナレロらしい、品のあるかっこいいブラックレッドです。
すでに世界中で高い評価を受けているDOGMA F8をベースに、マテリアルを変えず、大きなデザイン変更もなく性能をアップさせる設計。チームスカイ(Team Sky)が前モデルDOGMA F8でツール・ド・フランスを連覇していますが、DOGMA F8が完成されたモデルだっただけに、プロ選手からも「乗り心地は大きく変えないで欲しい」という要望もあったようです。
CFD(数値流体力学)解析技術を用いて、フレーム単体だけでなく、ライダー+自転車の状態でも解析され、チームスカイが実際に使用するコンポーネントを装着した状態でおこなわれ、ダウンチューブはボトルを装着した状態でのエアフローを最適化するため、BOLIDE TTにみられるようなコンケーヴ(凹型)・デザインとなり、シートチューブにもボトルを装着した状態でもDOGMA F8と比較して、12.6%の空気抵抗軽減に成功。
新型Di2ジャンクションを埋め込むeLinkシステムを搭載。電動シフトでアッセンブルしたくなりますね。
また、日本の東レが開発した現時点で最高の強度と剛性を持つ「TORAYCA T1100G」カーボンファイバーを、使用する樹脂量を最小限に抑えたプリプレグとして使用。細心の注意を払いレイアップされるカーボン・プリプレグにより、DOGMA F8と比較して7%の剛性アップと、6.3%の軽量化。
DOGMA F8と同じマテリアルを使いながら、大きくデザインを変化させることなく、オールマイティな性能を持つフレームとしてはフレーム単体で820g(53サイズ・塗装前)を実現しています。
ピナレロのフラッグシップマシン、「DOGMA F10」ぜひベックオンで実際にフレームをご覧ください。
尚、明日行われるワールドサイクルベックオンフェスタには、ピナレロの試乗車が用意されています。
今日ご紹介した「DOGMA F10」もなんと4台ほど登場予定との事。
実際に乗り心地を味わっていただくことができます。
お天気もよさそうです。ぜひ試乗しやすい服装でぜひご来場ください!