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<ブルベの話>BRM1007 秋光 中国山地 1,000km

フェイスブックでもお伝えしておりました通り、ベックオンスタッフ野村がAJ岡山主催のブルべ「BRM1007 秋光 中国山地 1,000km」に参加してきました。今日はこのときの様子をお伝えしたいと思います。

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今回のブルべは1,000kmという距離もさることながら、AJ岡山が主催するブルべはアップダウンを含む難コースで知られており、今回も獲得標高は15,000mに迫るほどの非常に険しい山岳ブルべです。

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スタート地点はJR岡山駅から10kmほど離れた公民館。
そこには、サイクリングのスペシャリスト三船雅彦さを始め、数多くの険しいライドを経験してきたであろう手練れ達が、遠くは北海道から集まりました。
夕方5時にスタートし、交通量が少なくなってきた辺りで三船さんを含む先行するグループに合流。完走するにはナイトライドを3回経る必要があり、序盤は体力を温存したいところですが、翌日の予報は雨。できるだけ安全に走れる時間帯に距離を稼いでおきたいところです。

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先月の紀伊半島を一周する600kmのブルべで24時間台でゴールしたお二人のお供をしつつ、PC2までは非常に快調なペースで走りきる事ができました。
PC2では眠気を感じた私は二人を見送って、仮眠所で休憩を行いました。400km以上のブルべになると、通常は走行時間が20時間を超えるため道中で仮眠をとる方が多いです。
1,000km以上になると、後半の時間制限が緩くなることもあり事前に宿泊施設を予約する方もいるようです。

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二日目は蒜山(ひるぜん)高原から大山(だいせん)を上ります。所々に峠があり、油断の出来ないコースです。

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高原の景色は清々しいのですが、この頃から左膝に違和感を覚え始めました。

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そして2回目のナイトライドは雨。2日目の雨予報が外れて今回はドライコンディションでいける!と思っていたのに、まさかの展開です。

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レインジャケットとホットクリームで冷えから走行中の身体を守ります。何が起こるかわからない、限られた時間と道具でそれに対応するのもブルべの醍醐味です。

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500kmを過ぎた辺りに設定されたPC4に到着した時点で雨はかなり強くなっていました。先行してPC4に到着していた三船さんは、レスキューシートにくるまって雨雲レーダーをみながら仮眠をとっていたようです。このあたりの老獪な戦術は、経験と戦略がなせる技です。

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私も膝の様子を見ながらここで休憩をとりました。しばらくして雨脚は弱くなったものの膝は一向に調子が戻らず・・・・・・・。この後の展開を考えると、ここで帰路につくのが良策と判断してリタイア(DNF)を決意しました。

リタイアしたものの、ブルべでは回収などは行われないので参加者の自力によって帰宅しなければいけません
今回は気持ちを切り替えて、しまなみ海道を経由して東予港からオレンジフェリーで帰阪する計画を立てました。

幸い膝に痛みは無かったので、島根県の朝市から始まり、

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広島焼を食べ、

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忠海から大三島へフェリーでワープした後は、しまなみ海道で塩スイーツを堪能する、

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のんびりとしたグルメライドとなりました。

リタイアしたものの、ブルべで500km超、東予港まで170kmを走行する事ができ、獲得標高は8,000mほどの非常に濃いライドを楽しむ事ができました。

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10月で今シーズンのブルべは終了しますが「来年からブルベ始めてみたい」という声が増えてきています。
後日ブルべについて、総集編をご案内しますのでご期待ください。

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