先日お伝えした「SR取得をかけたBRM 夏光 四国 600km！！」。
難易度も高く、荒れた天候の中で600kmを走破しました。

アップダウンが激しく、また雨の中でのライドという過酷な環境だったBRM624で、スタッフ野村が効果を実感できたアイテムをご紹介したいと思います。

＜チェーンオイル＞
「ワコーズ チェーンルブリキッド　パワー」

すでにご存知の方も多いと思いますが、ワコーズのチェーンルブリキッドは2種類、厚い油膜を形成する「パワー」と、油膜は薄く、チェーンの動きの軽快さを重視する「スピード」という商品があり、これらをブレンドする事でライダーの好みの感触のオイルを調合する事が可能です。「ベックオン新着　ワコーズ競技用チェーンオイル、日焼け止め、4za限定ボトルケージ」（←過去の記事）

ヒルクライムでダンシングを多用する私にとっては、チェーンの軋みには神経質になります。
よって、普段から「パワー」を愛用していますが、今回は雨天が予想されていたので、事前のメンテナンス時にパワーを塗布したあと、一晩寝かせて翌日にもうひと塗りしてから軽く拭き取る、という超厚塗りを施しました。

その効果のほどですが、平地で高ケイデンスでペダルを回していると、やや重たさを感じるものの、トルクをかけた時には明らかに足にかかる負担が少ない事を実感できます。
ブルベの翌日にいつも通りに自転車出勤ができたのは、このオイルのおかげだったのかもしれません。
自分の好みに合わせて塗り方が選べるワコーズのチェーンルブリキッド、ぜひ皆さんも好みのブレンドを作ってみてください。
ベックオンでは調合用の容器も用意しております。
ちなみに、今回のブルベでは少なくとも12時間以上は雨に降られましたが、道中で油が切れる事はありませんでした。

＜インナーウェア＞
「ファイントラック　ドライレイヤー」

雨が降っているけれども走らなくてはならない。または、もしかしたら雨が降るかもしれない。そんなライドの時はどうしますか？
レインウェアが頭に浮かぶと思いますが、レインウェアは雨を完全にシャットアウトできる一方で、下記のような欠点があります。
①かさ張るので、持ち運びに不便。
②重く、動きを妨げる
③蒸れる。
②と③は高機能素材によりこれらの欠点を克服したアイテムもありますが、非常に高価ですし、やはり多少のストレス増加は否めません。

私の雨中ライドのスタイルは、基本的には撥水インナーウェアと撥水ウィンドブレーカーの組み合わせです。
撥水機能のアウターでは、ファスナーや襟元からの浸水は避けられませんが、ウェアに水が滲みる事はありませんし、何より持ち運びと着替えの簡便さは身軽なロングライドにとって有用です。
さらに、ファイントラックのドライレイヤーのお陰で、素肌はドライな状態を保つ事ができ、今回のブルベでは雨で困ったという印象は残りませんでした。

ドライレイヤーは寒い季節にはインナーウェアとの重ね着で汗冷え対策にも使えて、1年を通して大活躍間違いなしのおススメアイテムです。
ブルベやロングライドなど、持ち物や身につけるものなどお悩みの事があれば、店頭にてお問い合わせ下さい。

さて、ブルベ、ロングライドといえばペース管理が大事ですよね。
そこで、7月にスポーツバーgrupettoで下のようなイベントを開催します。

「Cyclists’ Forum ～心拍数で分かるカラダのヒミツ～」
日時：7月23日（土）19:00 ～
場所：grupetto
ベックオンスタッフ野村が今回のブルベ参加やこれまでの経験を余すところなくお伝えします！
ロングライドからトレーニングまで、心拍計を有効に活用したい方は必見ですよ～！
是非グルペットお集まりください！