400kmブルベBRM525高宮の装備について
今回はスタッフ野村が先月参加してきた、400kmのブルベBRM525高宮の装備を中心にレポートいたします。
「これからブルベを始めたいんだけれど・・・」という方も増えて来たので、まずは基本の装備をおさらいしておきましょう。
<反射ベスト>
通気の良いものやサイクリングウェアのバックポケットにアクセスし易いデザインのものが人気です。
<キューシート>
交差点などルートの案内やPCにおける指示などが記された紙です。
主催者が発表したものをラミネートして、スマートフォンフォルダーに挿しいれて使用しています。
<ライト>
400km以上のブルベでは前照灯は2つ、尾灯は点滅でなく点灯で夕方から夜明けまで使用できるもの、そしてヘルメットにも尾灯の取り付けが必要です。
さらに追加して、今回のツーリングの中で特に活躍しれくれた装備品をご案内したいと思います。
<ダウンチューブにつけたツールボトル>
ブルベ、ロングライドが好きな方には定番になりつつある、ボトルケージ台座の増設。ELITEのVIPボトルケージを使用しています。
前輪との隙間の確保や、変速ワイヤーとの干渉など気をつけるポイントがいくつかあるので、取り付けについては店頭にてご相談ください。
<大型サドルバッグ>
今回は3泊のツーリングだったので、着替えや予備バッテリー、その他エマージェンシーシートなどブルベ特有の携行品を含めるとこれだけの量になりました。重さにして5kg弱あります。
極力荷物はスマートにかつストレスなく運びたいので、バックパックは使用せずバイクパッキング術を駆使して全て自転車に取り付けました。
サドルバッグはレベレイトデザインのテラピンを選択。頑丈なつくりが信条のアメリカブランド。完全防水で終始雨の予報が出ていた今回のツーリングにぴったりです。
(大型サドルバッグで気になる点について。揺れ動かないようにベルトはキッチリと締めあげましょう。走り出す前に前後左右の揺れ具合をチェック。)
<POLAR V650>
POLARの高機能サイクルコンピューター、V650がアップデートで大幅に機能が強化され、待望のルートガイダンス機能が実装されました。事前に本体にルートを取り込んでおくことで、走るべきルートと現在位置の確認をしながら走行することが可能です。
このサイクルコンピューター、連続使用時間がメーカーの公称値では12時間となっていますが、実際には20時間以上作動させることができます。
(GPSオン、バックライトオート、心拍、スピード、ケイデンス、パワーセンサーあり、フロントライトオフの状態での実測)
トレーニングから20時間を越えるロングライドなど様々な環境で使用してきましたが、トラブルなく淡々と動作してくれる頼もしいアイテムです。
ブルベではサイクルコンピューターを2台取り付ける方が多いですが、私はV650ひとつで予備は用意していません。
ポラールに限ったことではないのですが、GPS搭載のサイクルコンピュータを使用すれば、走行後に地図やグラフで可視化された情報をPCやスマートフォンで確認することができます。普段のライドのデータを分析することで、自分の“走り方”が見えてきます。
私のブルベ当日の走行データです。→コチラ
今回のツーリングでは、平地での心拍数は150bpm以下、登りでも175bpmを超えないように『頑張りすぎないように頑張る』という作戦で走り続けました。ブルベだけでなく、750kmのツーリングと翌日の勤務を考慮するとちょうど良いペースだったと思います。
さらに心拍数をモニターすることで運動強度の把握だけでなく、体調や脱水症状の傾向など色々な情報を得る事ができるんです。
このような経験をみなさまにお伝えすべく、7月にグルペットで『心拍数から見えるあなたの走り方(仮)』と題してイベントを開催します。
興味のある方はサイクリストが集まる大阪・京橋にあるスポーツバーグルペットのフェイスブックをチェックしてください。近日中に詳細がアップされる予定です。