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ミシュランのタイヤPRO4からPOWERへ

これまでMICHELIN(ミシュラン)のタイヤはPROシリーズを愛用してきました。

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私が気に入っていた特徴は、他のメーカーのハイエンドモデルに比べると推奨空気圧が低い(6-8気圧)ため乗り心地の良さが得られるという点です。一方で、サイドのコシの強さのお陰で、過度に変形することがなく、転がりの軽さを損なっていないところも見逃せません。また、カラーバリエーションが豊富なので愛車に合わせてカスタマイズする方にも人気がありますよね。

これまでプロ4がハイエンドモデルだったのですが先日ミシュランがモデルを刷新、プロ4の上位モデルとしてハイエンドクリンチャータイヤ「POWER」シリーズを発表。
さっそくこれを使ってみました。

_DSC4824

新型POWERのコンペティション(レース向き高速型)の23cを装着してみました。カタログスペックは重量195g、実測値では199g、200gでした。(誤差の範囲と言っていいでしょう。)

_DSC4814

100km使用した段階での感想は、POWERはPROシリーズのマイナーチェンジではなく、完全に別のモデルであるというものでした。

<テストライドの状況>
空気圧 6気圧(体重は53kg)
走行距離 100km(50km、獲得標高700mのトレーニングコース)×2
ドライコンディション

_DSC4818

180TPI(※1)を3層構造にしているため、サイドは非常に頑強になっていると考えられます。これによって、以前のモデルで感じたような「しっとり」と路面に吸い付くモチモチした感覚は無くなったものの、不要な変形が抑えられ、踏み出し、加速、コーナリング、ダウンヒルなど全てのシーンにおいて転がりの軽さが際立ちました

_DSC4815

200gを切るタイヤでありながら、トレッド部は意外に肉厚であり、耐久性を確保していることを伺わせます。コンパウンドにはモーターサイクルからのフィードバックにより、新しい素材、技術が使用されているという事ですが、上記の変形は少なくなったものの、グリップ力については申し分なく、安心して下りのコーナーもクリアする事が出来ました

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快適性については、PRO4に軍配があがります。快適性を求めるなら25cをチョイスすれば問題ないかなと思います。
POWERシリーズの25cのタイヤの重量は215g、それなりの重量に抑えられているので、25cを試すのに躊躇しているユーザーのみなさん是非お試しください。

PROシリーズでは、ドライコンディションとウェットコンディションでのグリップの違いが欠点でしたが、POWERシリーズがウェットコンディションではどういった感覚になるのか、引き続き使用しつつテストを行います。

(※1)TPIとは
「Thread Per Inch(スレッド・パー・インチ)」のこと。1インチ(2.54cm)あたりの繊維の総数を意味します。
この数値が低い場合、タイヤのケーシング(内側)内の繊維1本1本が太い繊維で構成されています。→剛性が高く、タイヤの変形が少ない。
この数値が高い場合、繊維は細く軽量。→柔軟性の高いしなやか、グリップ力が高い。

まだ、完成車についていたそのままのタイヤを使っているというかた、良いタイヤにするともっともっと自転車が楽しくなります。
そのくらい体感できるパーツですので、おもいきって新しいタイヤに変えるときは是非ご相談ください!!

 

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