バイクパッキングて何だ?~実践編~300kmブルべ
先日開催されたブルベ(BRM326泉佐野)にスタッフ野村が参加してきました!
今日はその時の模様をレポートしたいと思います。
今回のブルベは泉佐野を出発して、和歌山方面に向かい300km(!?)を駆け抜けます。
スタートは2組に分かれて行われ、私は8時スタートを選択したので、当日は余裕をもって大阪市内の自宅から輪行で現地まで移動しました。
集合場所に到着すると、愛車に思い思いの装備を積載して、ぞくぞくと集まる参加者たちが。
バックパックを背負うよりも身体への負担が少ないので、私は必要な装備をアピデュラのバッグに詰め込んで出発しました。
当日は日中は20度近くまで気温が上がる晴天。
まだ数十キロしか走っていない序盤に、コンピューターがバッテリー切れ。
でもここは焦らず予備のバッテリーに交換。と思ったらこの後すぐにタイヤがパンクしてしまいました。ここもめげずにチューブ交換。
トラブル対処をしている間に、たくさんの参加者に抜かれて最後尾くらいまで下がってしまったのですがブルべはレースではありません。
安全に時間内を目指せば良いので、自分のペースで距離を刻んでいきます。
序盤にトラブルに見舞われましたが、そのあとはは順調そのもの。
龍神、十津川の風景を楽しみつつ、五条を抜けて無事泉佐野へ戻る事ができました。
そして、完走した証のメダルもゲットしました!
ちょっとしたトラブルがあったものの、今回のブルべも無事完走することができました。
せっかくなので、今回のブルべの装備のことやバックパッキングのコツをお伝えしていきます。
今回は、アピュデュラのサドルバッグとトップチューブバックを装備。
また、ボトルケージをダウンチューブの下側に装着して、工具類などをまとめています。
ハンドル回りにはサイクルコンピューターやキューシートを見やすいようにセッティング。暗くなった時にも見やすいように手元を照らすライトも装備。
300kmという距離なので、終盤は日が暮れてから走行するので、安全に考慮してフロントライトもダブルで。
ゴール後はそのまま自宅まで走って帰るつもりでしたので、往路の輪行袋や車内での上着はサドルバッグに詰め込んで走りました。
それ以外は、寒さ対策にカイロ、軽量ウィンドブレーカー、オーバーグローブも準備して万が一に備えます。
あって良かったなぁ、と 感じたイチオシアイテムはアピデュラのトップチューブバッグです。
大型のサドルバッグは沢山の荷物が入って便利なのですが、取り出したいものを探すのに苦労することもあります。ブルベでは、PCというチェックポイントがあり、そこでカードにサインをする必要があります。
今回はブルベカードと疲れた時に摂るサプリメント、ライトの予備バッテリーをこのトップチューブバッグに入れました。
アピデュラのトップチューブバッグにはブルベカードが丁度収まります。必要なものを必要な時に直ぐに取り出せたので、ストレスなくライドに集中することが出来ました。
今回のブルべ、ウェアについてもしっかり考えてのぞみました。当日は日中は20度近くまで気温が上がる晴天だったのですが、ゴールする頃にはすっかり日も暮れ夜になるため、寒さが気になるところでした。
こんな条件化では、ファイントラックのインナーウェア以外は考えられません。
日中に通過する数々の峠でのヒルクライムでの発汗から、ダウンヒルや日没後の冷えなどもありましたが、ジャケットのジッパーの開け閉めで体温調節を行ったのみで、着替えもせずウィンドブレーカーを着る事すらありませんでした。これだけ気温差がある中で不快感、汗冷えなく過ごせたのは、ファイントラックのレイヤリングの賜物です。
最後にバックパッキングのコツを少々。
大型サドルバッグ、何でも入れることができますが、荷物の形状やライド中の取り出しの有無を勘案して、分散させるとぐっと便利になります。
また、荷物の入れ方やバッグの取り付けには注意をしたいところです。図のように入れ方を工夫することで、不安定さが解消されます。
バッグパッキングの記事はまだまだ続きますよ~。
次回は、日帰りライドや2泊3日などのロングツーリングなど楽しみ方にあわせた装備とパッキング術をご案内したいと思います。乞うご期待!!