GARNEAU GENNIX R1 スタッフインプレッション!!
以前もお伝えしたカナダに拠点を置くGARNEAU(ガノー)。先日、スタッフのバイク(GARNEAU GENNIX E1)のインプレッションを掲載しましたが、今回はGARNEAU(ガノー)フラッグシップのモデルをご紹介します。
GARNEAU GENNIX R1(ガノージェニックスR1)
全ての技術は勝利の為に。レースで勝つための究極のカーボンロード
UHM ウルトラ・ハイモジュールカーボンを用いた、フラッグシップ最軽量カーボンフレームにSHIMANO・DURA-ACE Di2をアッセンブルしたコンプリートモデルです。
ケーブルの類いはフレーム内蔵され、フレームのエアロダイナミクスを最大限に発揮します。
ホイールはShimano WH-RS81-C35 、ハンドルステム、シートポストは3Tからチョイス。ワールドツアーでも用いられる頼のパーツがセレクトされています。
このGARNEAU GENNIX R1をライディングしたスタッフのインプレッションをご紹介していきます。
以下スタッフのインプレッションです。
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私のライディングポジションの好みは、ヘットチューブ長が短いレース指向といわれるフォルムの自転車です。
私はトライアスロン競技を行っており、レースやそのトレーニングが主なライディングになります。コーナーや立ち上がりに安定性を持たすためドロップハンドル(下ハン)を持つことが多く、どちらかというと後ろ乗りを好む傾向があり、ヘッド周り、リア周りの反応が高いクイックな乗り味の自転車が好きなのです。
この「GENNIX R1」のファーストインプレッションは3点。
「反応が早く、軽い自転車」
「自分が伝えた力がうまく推進力に変わる自転車」
「自分の走力不足を自転車が助けてくれる」
反応が良く、クイックに動くという私好みの乗り心地をしっかり実現してくれている自転車だということです。また車重はとても軽量なのですが、剛性がしっかりしているので安定した走りができるバイクでびっくりしました。
また、ダンシングやコーナーでの立ち上がりでの反応が早く、ロスが少ないのです。
オリンピックディスタンスを主にする競技志向の私の走りは、直線だけでなくカーブやコーナー、アップダウンなどのさまざまな路面状況を想定した走りになりますので、このような性能はまさに求めているものに近いものになります。
今回私が選択した「GENNIX R1」は、XSサイズのフレーム、コンポーネントはDura‐Ace7900、ホイールはShimanoUltegra、Dura‐Ace50をアッセンブルしました。
ここからは、バイクの設計についてお話していきます。実際に走って体感した乗り心地は、GENNIX R1のジオメトリーに寄与するところが大きいと感じます。通常は小さいサイズのフレームだとオフセットを大きいサイズの自転車と同じ数値のままにすることが多いのですが、「GENNIX R1」はオフセットが50と小さいサイズの自転車でも快適な乗り心地を損なわないようになっています。
また、BB周りもかなりしっかりしているので、伝えた力が逃げずにフレームを通してしっかり推進力につながっている実感があります。それから、コンフォート系のカーボンロードバイクと位置づけられている前述の「GENNIX E1」と比較するとリアセンターがはるかにつまっている事からも(カタログ値で7mm!!)「GENNIX R1」がより競技指向自転車だという事もわかりますよね。
ホイールとの相性についても検証してみました。
アルミのノーマルホイールではフレームの性能をしっかり活かすことができませんでした。車体に対して重量が重く、転がりも重く推進力が高まりません。
一方、ShimanoDura-AceC50では走力不足の私をしっかりサポートしてくれるように自転車が勝手に進む走行感と推進力を体感することができました。50mmハイトくらいのカーボンホイールと組み合わせて攻めた乗り方をするのに抜群の性能を発揮する自転車です。
私が自転車を選ぶときに重視するポイントは、カラー、デザイン、フォルムです。
GENNIX R1のルックスはマットなブラックに光沢のあるブラックのロゴで「渋い」という印象があり、かなり私好みのバイクでした。ベックオンでお客様とお話ししても「GARNEAU」ブランドを知っている方は少なくブランドの知名度が低いのか、「GARNEAU」自転車を多くはみかけません。
とくに今回ご紹介した「GENNIX R1」はかっこいい自転車が好きな人、人とかぶりたくない人、レースや攻めた走りをしたい人には是非オススメしたいバイクの1つです。
現在、ベックオンにも写真でご紹介したバイクの展示がございますので、是非一度ご覧ください。乗り心地などは私が直接お話しさせていただきますので、お気軽にお声掛けください。
さて、「GARNEAU」のバイクに興味をお持ちいただいた皆様に少し情報をお伝えします。
2015年モデルで、エントリーとしておすすめなのは、
ガノー AXIS SL2
アルミ×105で155,000円(税別)と価格、仕様ともにバランスが良いのです。かっこよさを求めるならGRAY、爽やかさや女性らしさを出すならWHITEの2つのカラーともに、どちらをチョイスしても性能はもちろんのこと、十分カッコよく、オシャレにも乗れ、楽しめますよ。
また、中級ライダーの皆さんにお勧めなのは
ガノー GENERATION
カーボン×105で190,000円(税別)で、20万円以内で11スピードのカーボン自転車が手に入るのはとても魅力的ですよね。
また、もともとアパレルブランドの「ルイガノ」の上位バイクブランドのため、ウェアとのコーディネートが楽しめます。
バイクジャージやヘルメットなどと合わせてトータル的にコーディネートすることができるのもうれしいポイントなのです。
特に「GAENEAU」のヘルメットは日本を代表するロードレーサー新城 幸也選手(チーム・ヨーロッパカー)が使用していることでも有名ですよね。